特許
J-GLOBAL ID:200903098078342892

直動ソレノイド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-141245
公開番号(公開出願番号):特開2001-326119
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 従来の直動ソレノイドは、直線動作のストロークを長くすると、急激に吸引力が落ちてしまっていた。また、ストロークを僅かに長くするだけでも、直線動作開始時に、長くする前の場合と同じ吸引力を得るためには、直動ソレノイドが生ずべき電磁力を相当大きくする必要があった。【解決手段】 直動ソレノイドにおいて、位置が固定されているヨーク6と、電磁力により移動させるヨーク12との間に、複数個の磁性体ユニット9を介在させ、隣接する磁性体ユニットを離間距離制限型非磁性係合体8で遊動的に係合することにより、磁性体ユニット同士の隙間は所定距離以上にはならないように配列する。ストロークは隙間の合計となる。このようにすると、吸引力は、最大でも前記所定距離しか離れてない磁性体ユニット間に作用する力より低下することはなく、隣接する磁性体ユニットを順次吸引して行くので、トータルとしては長いストロークの直動ソレノイドも、電磁力を大にすることなく実現出来る。
請求項(抜粋):
通電されることにより電磁力を生ずるコイルと、位置が固定されている第1のヨークと、前記コイルに通電されない時は該第1のヨークより最も離隔された位置にあり、前記コイルに通電された時は該第1のヨークに向かって吸引される移動可能な第2のヨークとを具える直動ソレノイドにおいて、前記第1のヨークに固着された第1の端部磁性体ユニット、および前記第2のヨークに固着された第2の端部磁性体ユニットと、離間距離制限型非磁性係合体と中間磁性体ユニットとが交互に遊動的に係合されて成り、中間磁性体ユニット同士の間隔が所定距離以上にならないようにされた係合体とを具え、該係合体の一方の端部を離間距離制限型非磁性係合体により前記第1の端部磁性体ユニットと所定距離以上離隔しないよう係合し、該係合体の他方の端部を離間距離制限型非磁性係合体により前記第2の端部磁性体ユニットと所定距離以上離隔しないよう係合することにより構成したことを特徴とする直動ソレノイド。
Fターム (3件):
5E048AA08 ,  5E048AD07 ,  5E048CA07

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