特許
J-GLOBAL ID:200903098078746349

巻出しコイルの初期径検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152317
公開番号(公開出願番号):特開平5-338883
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】巻出装置において、巻出しコイルの初期径の手動による設定を必要とせず、かつ外径測定器をも必要としない、巻出しコイルの初期径検出方法を提供する。【構成】巻出しコイル1を装着後、巻出しコイル1の外径として仮の外径D1を与え、ダンサーロール2の位置による制御を行ないながら巻出装置を通常のライン速度より小さいライン速度(ライン速度指令v1)で運転する。この運転中にウェブ20の走行長Vと巻出しコイル1の回転量Nとを測定し、測定した走行長Vと回転量Nに基づいて、巻出しコイル1の外径D2を算出する。そののち算出した外径D2を巻出しコイル1の初期径として、巻出装置を通常のライン速度(ライン速度指令値v2)で運転する。
請求項(抜粋):
巻出しコイルが装着される巻出機と、ウェブを給送する引取機と、前記巻出機と前記引取機との間に設けられ前記ウェブに張力を与えるダンサーロールとを有し、前記巻出しコイルの径に応じた制御を行ないながら前記巻出しコイルに巻かれた前記ウェブを巻出す巻出装置における、巻出しコイルの初期径検出方法であって、巻出しコイルを前記巻出機に装着後、前記ダンサーロールの位置による制御を行ないながら前記巻出装置を通常のライン速度より小さい速度で運転し、前記運転中にウェブの走行長と前記巻出しコイルの回転量を測定し、測定した走行長と回転量に基づいて、前記巻出しコイルの径を算出し、そののち、算出した径を前記巻出しコイルの初期径として前記巻出装置を前記通常のライン速度で運転することからなる巻出しコイルの初期径検出方法。

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