特許
J-GLOBAL ID:200903098082226740

ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205434
公開番号(公開出願番号):特開平9-053466
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 坂道でのエンジンの始動性を良好にし、冷寒始動時のエンジンの回転速度の立ち上がりを速め、速度変動率(ガバナ差)を大きくせずに、無負荷急加速運転時の黒煙の発生を解消する。【解決手段】 第1レバー1aに臨ませて出退自在のレバー制限具11を設け、レバー制限具11を出退駆動手段20A・20Bで出退駆動させてレバー制限具11でスタートスプリング2を張緩可能に構成する。エンジンの始動操作時には、レバー制限具11を退入させることにより、スタートスプリング2を強く引いて第1レバー1aを介してラックピン5を始動増量位置(ST )に位置させ、エンジン始動後は、レバー制限具11を突出させることにより、スタートスプリング2を緩めるとともに、第1レバー1aの燃料増量側Rへの過剰な揺動をレバー制限具11で規制する。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプのラックピン(5)に第1レバー(1a)を介してスタートスプリング(2)とガバナウエイト(18)とを連動連結し、第2レバー(1b)にガバナスプリング(8)を介して調速レバー(7)を連結し、上記ガバナスプリング(8)の張力を調速レバー(7)で調節操作可能に構成するとともに、第2レバー(1b)を燃料制限具(9)で全負荷位置(4/4)に受け止め可能に構成し、上記ラックピン(5)をガバナスプリング(8)とスタートスプリング(2)とで燃料増量側(R)へ弾圧するのに対して、ガバナウエイト(18)のガバナ力(G)で燃料減量側(L)へ押圧するように構成し、出退自在のレバー制限具(11)を上記第1レバー(1a)に臨ませて設け、上記レバー制限具(11)を出退駆動手段(20A・20B)で出退駆動するように構成したディーゼルエンジンの遠心式ガバナにおいて、上記レバー制限具(11)でスタートスプリング(2)を張緩可能に構成し、エンジンの始動操作時には、上記レバー制限具(11)を退入させることにより、スタートスプリング(2)を強く引いて第1レバー(1a)を介してラックピン(5)を始動増量位置(ST )に位置させ、エンジン始動後は、上記レバー制限具(11)を突出させることにより、スタートスプリング(2)を緩めるとともに、第1レバー(1a)の燃料増量側(R)への過剰な揺動をレバー制限具(11)で規制するように構成した、ことを特徴とするディーゼルエンジンの遠心式ガバナ。
IPC (3件):
F02D 1/02 321 ,  F02D 1/02 ,  F02D 31/00 301
FI (3件):
F02D 1/02 321 L ,  F02D 1/02 K ,  F02D 31/00 301 C

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