特許
J-GLOBAL ID:200903098085328706

レンチキュラーレンズシート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114099
公開番号(公開出願番号):特開平5-289179
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 透過型スクリーンに使用するレンチキュラーレンズシートにおいて、光の利用効率を向上させ明るい映像が得られるようにするとともに、外光照明によるコントラストの悪化を低減させることを目的とする。【構成】 出射側レンズ層の光拡散性微粒子の濃度を高めた2層構成の両面レンチキュラーレンズシートであって、更に、レンズ表面に低屈折率の高分子化合物よりなる薄膜を形成させる。
請求項(抜粋):
複数の入射側レンズを有する入射側レンズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍にレンズ面が形成された複数の出射側レンズを有する出射側レンズ層とを有し、該入射側レンズ層と出射側レンズ層とが実質的に透明な熱可塑性樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側レンズ層には光拡散性微粒子が含有され、次式(I)および(II)【数1】【数2】(式中、t1 は入射側レンズ層の厚さ、t2 は出射側レンズ層の厚さ、Δn1は入射側レンズ層における熱可塑性樹脂と光拡散性微粒子との屈折率の差、Δn2 は出射側レンズ層における熱可塑性樹脂と光拡散性微粒子との屈折率の差、c1 は入射側レンズ層における拡散性微粒子の重量濃度、c2 は出射側レンズ層における拡散性微粒子の重量濃度、ρ1 は入射側レンズ層における拡散性微粒子の比重、ρ2 は出射側レンズ層における拡散性微粒子の比重、d1 は入射側レンズ層中の拡散性微粒子の平均粒径、d2 は出射側レンズ層中の拡散性微粒子の平均粒径を表す。)を満足する両面レンチキュラーレンズシートにおいて、光の出射側、入射側の少なくとも一方に、該レンチキュラーレンズシートを形成する透明熱可塑性樹脂よりも小さい屈折率を有し、屈折率の差が0.05以上である高分子化合物よりなる薄膜が形成されていることを特徴とするレンチキュラーレンズシート。

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