特許
J-GLOBAL ID:200903098090210837

二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-121708
公開番号(公開出願番号):特開平8-022841
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、苛酷な過放電に耐える非水電解液二次電池を提供し、サイクル特性の良好な非水電解液集合二次電池を得ようとするものである。【構成】 本発明による電池は、正極および負極の何れの活物質材料にも一般式LiM2O4(但しMは遷移金属元素)で示されるスピネル系リチウム含有金属酸化物を使用するものである。LiM2O4で示されるスピネル系リチウム含有金属酸化物はリチウムイオンを含む有機電解液中でリチウムイオンの脱ドープを伴った電気化学的酸化反応が可逆的に可能であり、またリチウムイオンのドープを伴った電気化学的還元も可逆的に可能である。従って本発明による電池は、過放電(≒逆充電)においても正極も負極も共にリチウムイオンのドープ/脱ドープを伴った可逆的な反応が起こり、過放電による損傷は全く受けない。その結果、数多くの素電池を直列に接続して集合電池とする場合、集合電池を構成する素電池間に容量差があっても、集合電池のサイクル特性が損なわれることがない。
請求項(抜粋):
正極、負極およびリチウムイオンを含む非水電解液を有する二次電池において、前記正極および負極の活物質材料が何れもスピネル系リチウム含有金属酸化物であることを特徴とする非水電解液二次電池。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58

前のページに戻る