特許
J-GLOBAL ID:200903098090319243

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-062051
公開番号(公開出願番号):特開2000-259027
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 転写材の分離性の向上とローラの長寿命化を達成した定着装置を提供することである。【解決手段】 定着ローラ2は芯金上にシリコーンゴム層22、その上にPTFE層23を設けてなっており、この定着ローラ2に対して先端が微小な曲面で尖った分離爪51が130°の配設角(θ0)で配設され、先端が定着ローラ表面に当接して侵入している。この先端の侵入量δを、先端の曲面上を通る曲率円の半径R以上かつ直径以下の大きさとした。侵入した分離爪先端の定着ローラ表面との交差角θ=90°は侵入量δ=曲率半径Rであり、このとき転写材100は分離爪51に衝突する形になるが、鋭利な先端面を持つ転写材でもごく先端は完全な鋭利といえず、交差角θが90°以上の鈍角であれば分離することが可能となる。
請求項(抜粋):
トナー像が転写された転写材をニップ部で挟持して搬送することにより前記トナー像を前記転写材に定着する、前記ニップ部を協同して形成した回転する定着ローラおよび加圧ローラと、前記定着ローラおよび加圧ローラの少なくとも一方のローラに配置され、該ローラの表面に微小な曲面に形成された先端で当接して侵入した転写材巻き込み防止用の分離爪とを備え、前記定着ローラおよび加圧ローラのうちの少なくとも前記分離爪が当接したローラは弾性層を有する定着装置において、前記分離爪が当接したローラの表面における前記分離爪の先端の侵入量は、前記分離爪の先端の曲面上を通る曲率円の半径以上かつ直径以下の大きさであることを特徴とする定着装置。
Fターム (7件):
2H033AA16 ,  2H033AA26 ,  2H033BA16 ,  2H033BA20 ,  2H033BA21 ,  2H033BB15 ,  2H033BB30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 分離爪
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-202390   出願人:エヌティエヌ株式会社

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