特許
J-GLOBAL ID:200903098097203399

音声符号化装置及び音声復号化装置及び音声符号化復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240135
公開番号(公開出願番号):特開平6-202699
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 入力音声信号をスペクトル包絡情報と音源信号情報に分離し、音源信号をベクトル量子化する音声符号化・復号化装置において、少ない伝送情報量の増加で合成音声の周期性のみだれによる音質劣化を防ぐことを目的とする。【構成】 符号化側に、先行フレームにおいて求めた音源信号で構成される適応音源符号帳より出力される適応音源ベクトルに一意に対応する周期パルス列からなる音源ベクトルを生成する周期パルス音源生成手段と、適応音源ベクトルとこの適応音源ベクトルに対応する周期パルス音源ベクトルにそれぞれ個別にゲインを与え加算して音源信号を生成し、入力音声との歪が最小となる合成音声を生成する音源信号が得られるようにピッチ情報とゲインを求め符号化する複数ベクトル適応音源符号化手段を備え、復号化側に符号化側と同じ周期パルス音源生成手段と、伝送された符号より適応音源ベクトル及び周期パルス音源ベクトルを生成する複数ベクトル適応音源復号化手段を備えた。
請求項(抜粋):
一定間隔に区切ったフレーム毎に、入力音声をスペクトル包絡情報と音源信号情報に分けて符号化する音声符号化装置において、先行フレームの音源信号の情報である適応音源ベクトルを記憶する適応音源符号帳と、 上記適応音源符号帳内の各適応音源ベクトルの主要成分として定まる周期パルス音源ベクトルを生成する周期パルス音源生成手段と、上記適応音源ベクトルと上記適応音源ベクトルに対応する周期パルス音源ベクトルとの線形和を音源信号として生成した復号音声と入力音声との歪みを最小にする適応音源ベクトルとその適応音源ベクトルに対応する周期パルス音源ベクトルと、上記適応音源ベクトルと上記周期パルス音源ベクトルとに対するゲインを求め、上記適応音源ベクトルと、上記適応音源ベクトルと上記周期パルス音源ベクトルとに対するゲインを符号化する複数ベクトル適応音源符号化手段を備えた音声符号化装置。

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