特許
J-GLOBAL ID:200903098100958436
新規な遷移金属化合物、α-オレフィン重合用触媒成分およびα-オレフィン重合体の製造方法
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-110136
公開番号(公開出願番号):特開平11-240909
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】押出成形や射出成形が可能な高分子量で且つ高融点のオレフィン重合体を高収率で得ることが出来るα-オレフィン重合用触媒成分となり得る新規な遷移金属化合物を提供する。【解決手段】下記一般式(Ia)で表される新規な遷移金属化合物。【化1】(一般式(Ia)中、R1及びR4は好ましくは炭素数1〜10の炭化水素基、R2及びR5は好ましくは水素原子、R3及びR6は好ましくは1,3-ペンタジエニレン基または1,4-ペンタジエニレン基、R7及びR8は好ましくは炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、m及びnは0〜20の整数を示す。Qは、好ましくは、アルキルシリレン基、(アルキル)(アリール)シリレン基またはアリールシリレン基、X及びYは、好ましくは、塩素原子、メチル基、i-ブチル基、フェニル基、ジメチルアミノ基またはジエチルアミノ基を示し、Mは周期表4〜6族の遷移金属を示す。)
請求項(抜粋):
下記一般式(Ia)で表される新規な遷移金属化合物。【化1】(一般式(Ia)中、R1、R2、R4、R5は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜10の炭化水素基、炭素数1〜18のケイ素含有炭化水素基または炭素数1〜18のハロゲン化炭化水素基を示す。R3及びR6は、それぞれ独立して、それが結合する五員環に対して縮合環を形成する炭素数3〜10の飽和または不飽和の2価の炭化水素基を示す。ただし、R3及びR6の少なくとも一方の炭素数は5〜8であり、R3又はR6由来の不飽和結合を有する7〜10員環から成る縮合環を形成する。R7及びR8は、それぞれ独立して、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、炭素数1〜20の酸素含有炭化水素基、アミノ基、炭素数1〜20の窒素含有炭化水素基または炭素数1〜20の硫黄含有炭化水素基を示す。ただし、R7及びR8の少なくとも一方は炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基である。m及びnは、それぞれ独立して0〜20の整数を示す。ただし、m及びnが同時に0となることはない。m又はnが2以上の場合、それぞれ、R7同士またはR8同士が連結して新たな環構造を形成していてもよい。Qは、二つの五員環を結合する、炭素数1〜20の2価の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素基を有していてもよいシリレン基、オリゴシリレン基、ゲルミレン基の何れかを示す。X及びYは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、炭素数1〜20の酸素含有炭化水素基、アミノ基または炭素数1〜20の窒素含有炭化水素基を示し、Mは周期表4〜6族の遷移金属を示す。)
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
前のページに戻る