特許

J-GLOBAL ID：200903098102319244

光AD変換器及び光DA変換器

発明者： 中村 敬
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-221153
公開番号（公開出願番号）：特開平7-072522
出願日： 1993年09月06日
公開日（公表日）： 1995年03月17日
要約：

【要約】【目的】 単純な構成で超高速に動作可能な光AD変換器を提供する。【構成】 周波数変調器9は、入力電気信号源10で生成される入力電気信号により局部発振器11の周波数を変調し、入力電気信号の振幅情報を周波数情報として含む被変調波を出力する。次に、空間光位相変調器3において、被変調波によって、音響光学効果を有する媒質中に超音波が励振される。そうすると、光弾性効果により媒質の屈折率が変化し、通り抜ける光ビームに位相変調を引き起こす。位相変調された光ビームが光学レンズ5の作用でフーリエ変換されると、被変調波のスペクトル分布ができ、入力電気信号の振幅に応じた光ビームの変位が得られる。光学レンズ5の投影面上に配置されたフォトダイオードアレイ6により被変調波のスペクトル分布を受け取り、フォトダイオードアレイ6の各要素の出力が適当な閾値を持つ比較器7を通ることによってディジタル信号に変換される。

請求項（抜粋）：

アナログ電気信号の振幅に応じた偏向角になるように光を偏向させる光偏向器と、光の偏向方向に配列され上記光偏向器により偏向させられた光を受け取る複数個の受光器と、該複数個の受光器にそれぞれ対応して設けられ対応する受光器からの出力信号を所定の閾値により2値信号に変換する複数個の比較器とを備えていることを特徴とする光AD変換器。