特許
J-GLOBAL ID:200903098107332362

構造物のブレース支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230418
公開番号(公開出願番号):特開平9-072002
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 地震等の振動の水平力をブレース材が圧縮力で負担すると、引張力で負担する場合に比して、座屈により塑性変形を来しやすく、座屈変形を起こしてしまうと耐力低下して、エネルギー吸収能力が低下する。【解決手段】 地震力等の水平力を受けるブレース材を分割して、その中間にジョイント部を介在させたブレース支持装置において、ブレース22を構成する剛棒22a,22bの対向する分割端部を、上記ジョイント部としての環状体20に、ブレース材の材軸に沿った圧縮方向の入力に対しては環状体20の中心方向に逃げることができるように挿通し、引張方向の入力に対してはその鋼棒22a,22bの挿通先端部に設けた係止片のナット24と環状体20との間に介在させたバネ26又は鉛等の振動吸収体を介してブレース材22に引張力を生じさせて、建物の振動を抑えつつ水平力に抵抗させる。
請求項(抜粋):
地震力等の水平力を受けるブレース材の中間を分割してその分割端部間にジョイント部を介在させた構造物のブレース支持装置において、該ジョイント部は、該水平力により該ブレース材の材軸に沿って加わる引張方向の入力に対しては該両分割端部に係合して該ブレース材に引張力を生じさせる一方、圧縮方向の入力に対しては該両分割端部の変位を許容して該ブレース材に圧縮力を生じさせないように両分割端部同士を接続することを特徴とする構造物のブレース支持装置。
IPC (2件):
E04B 1/18 ,  E04B 1/58
FI (2件):
E04B 1/18 F ,  E04B 1/58 E

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