特許
J-GLOBAL ID:200903098115726426

自動焦点調節制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173600
公開番号(公開出願番号):特開平5-019161
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】高速度かつ高精度に合焦調節ができるようにした自動焦点調節制御装置を提供する。【構成】撮像素子から出力される画像データに基づいて設定されたウインドウを走査し、領域内の標準偏差値あるいは領域内の最大画素値から最少画素値を差し引いた値を第1のフォーカス評価値とし、エッジ強調用と標準偏差算出用の2つの大きさのウインドウを設定して対象画像上を走査し、疑似的に正規化された値を第2のフォーカス評価値とする第1および第2の設定手段と、第1および第2のフォーカス評価値の設定の一方により焦点が合ってきた画像で前記疑似的に正規化された値の最大位置の周辺に対象画像領域を限定し、領域内のエッジ強調された画素値の総計または上位何画素かの総計または平均値を第3のフォーカス評価値とする第3の設定手段とにより段階的に合焦調節を進めるものである。
請求項(抜粋):
撮像素子から出力される画像信号をメモリに取り込み、この画像データに基づいて設定した大きさのウインドウを対象画像上を走査して行き、その領域内の標準偏差値あるいはその領域内の最大画素値から最少画素値を差し引いた値を第1のフォーカス評価値として対物レンズ駆動手段に出力する第1の設定手段と、中心画素を同じくするエッジ強調用と標準偏差算出用の2つの大きさのウインドウを設定し対象画像上を走査して行き、その領域内の標準偏差値あるいはその領域内の最大画素値から最少画素値を差し引いた値でエッジ強調された画素値を除算し、疑似的に正規化された値を第2のフォーカス評価値として対物レンズ駆動手段に出力する第2の設定手段と、のうち少なくともいずれか一方の設定手段を有し、第1および第2のフォーカス評価値の設定により焦点が合ってきた画像において前記疑似的に正規化された値の最大位置の周辺に対象画像領域を限定し、この領域内のエッジ強調された画素値の総計または上位何画素かの総計、または平均値を第3のフォーカス評価値とし、この値を対物レンズ駆動方向に対して平滑化微分処理した結果の符号変化により、対物レンズ駆動手段に出力する第3の設定手段と、を有することを特徴とする自動焦点調節制御装置。
IPC (2件):
G02B 7/36 ,  H04N 5/232

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