特許
J-GLOBAL ID:200903098116662812

加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344761
公開番号(公開出願番号):特開平5-180444
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 重量センサの零点が大きくずれている場合でも、補正可能とし且つ誤検出による誤補正を極力防止する。【構成】 調理終了後に調理物を取り去った状態で重量センサ12により零点の重量を検出する。マイクロコンピュータ18により零点基準データAとの偏差量Dを求め、この偏差量Dに基づいてファジイ推論により補正データMを演算する。補正データMの演算は、偏差量Dが増加するに従って補正データMの増加量が小となる相関関係をもって行なわれる。これにより、偏差量Dが大きい場合に、補正は行なうが補正データMを小さい値にするので、誤検出によりまだ調理物が残っている状態で零点補正が行なわれてもその誤差を許容範囲内にとどめられ、本当にずれている場合でも繰返し補正でより正確に補正できる。
請求項(抜粋):
予め記憶された零点基準データと調理物を載置したときの重量データとの差の値に基づいてその調理物の重量を検出するようにした重量センサを具備してなる加熱調理器において、調理物の非載置時における前記重量センサによる重量データを求め前記零点基準データとの偏差量に基づき前記零点基準データを補正する補正データを演算する零点補正手段を具備し、前記零点補正手段は、前記補正データを、前記偏差量の絶対値の増加に対して前記補正データの絶対値の増加量を小となる相関関係をもって演算することを特徴とする加熱調理器。

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