特許
J-GLOBAL ID:200903098122822309

摘花ハサミ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 宗久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-322314
公開番号(公開出願番号):特開平9-135629
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 果樹の枝に付いた花叢の複数本の花柄を、その中心の1本の花柄を残して、一度に切除できる摘花ハサミを得る。【解決手段】 一対の柄10a、10bの刃部12が設けられた前部内側縁に、内側縁に刃部52が設けられた切欠き50を対向させて備える。一対の柄10a、10bの中途部を回動可能に連結した軸20の一端には、支持杆60の中途部を回動自在に支持する。支持杆60の先端には、前端に縦溝72が備えられた柱体70を起立させて備える。支持杆60の後端は、一対の柄10a、10bを軸20を中心にX状に開かせる弾性体30に支持する。そして、一対の柄10a、10bをX状に開かせた際に、支持杆60の先端に備えられた柱体70を、一対の柄の内側空間16のほぼ中央に位置させる。また、一対の柄10a、10bを閉じた際には、柱体70を切欠き50内側に嵌挿させた状態とする。
請求項(抜粋):
前部内側縁に刃部が設けられ、後部に握り部が備えられた、一対の柄を上下に重ね合わせて、該一対の柄の中途部を軸を介して回動可能に連結し、該軸より後方の前記一対の柄の間に亙って一対の柄を前記軸を中心にX状に開かせる弾性体を備えてなるハサミにおいて、前記一対の柄の刃部が設けられた前部内側縁の中途部に、内側縁に刃部が設けられた切欠きを対向させて備え、前記軸の一端を前記柄の外方に突出させて、該軸の一端に支持杆の中途部を回動自在に支持し、該支持杆の先端に、前記一対の柄を前記軸を中心に閉じた際に、その胴部を前記切欠きに嵌挿させて切欠き内側縁の刃部に圧接させる柱体を起立させて備え、該柱体の前端に花柄を嵌挿する縦溝を備え、前記支持杆の後端を前記弾性体に支持したことを特徴とする摘花ハサミ。

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