特許
J-GLOBAL ID:200903098133986958

相対回転機構における線条体敷設構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-112371
公開番号(公開出願番号):特開2003-305684
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】【課題】 相対回転機構における配線・配管等の線条体の敷設で、小さなスペースで相対回転範囲を狭めることなく、且つ、線条体信頼性を向上させる。【解決手段】 相対回転機構としてのロボット手首の第1手首要素1は、第2手首要素2に対して軸線4回りに相対回転する。フランジ部12に取り付けられる装置に接続する線条体は1つの主束10として要素2にクランプ装置16で固定される。第1,第2の要素の中空部を通り軸線4に沿って主束10は要素1に導かれ分割束11に分割される。分割束11は、要素1の軸線4回りの相対回転における半径方向に対して所定の角度を設けて導かれ、開口部8から外部に引き出され、開口部8付近で固定される。要素1が回転すると分割束11が中空部18の中心付近に移動する。主束10の捻れの力および分割束11同士の摩擦が低減される。狭いスペース内で回転角度を拡大させ、耐久性を上げることができる。
請求項(抜粋):
それぞれが中空部を有する第1部材及び第2部材が両中空部を通る軸回りに相対回転可能に接続された機構に対し、前記接続部の回転中心部に設けられた孔を通過して前記両中空部に配線や配管等の線条体を敷設した、相対回転機構における線条体敷設構造であって、配線及び/又は配管から成る線条体の束が、前記第2部材の中空部側の固定部に固定され、前記束が前記固定部から前記第2部材の中空部を通り、前記回転中心部に設けた孔を通過して前記第1部材の中空部に導かれ、該第1部材の中空部内で前記束がそれぞれ1本以上の線条体から成る複数の分割束に分割され、該各分割束は前記第1部材の前記相対回転における半径方向に対して所定の角度を設けて導かれ、前記第1部材の前記相対回転における側面部に複数設けられた開口部から外部に引き出され、前記各開口部付近で固定されていることを特徴とする相対回転機構における線条体敷設構造。
IPC (2件):
B25J 19/00 ,  H02G 11/02
FI (3件):
B25J 19/00 F ,  B25J 19/00 G ,  H02G 11/02 B
Fターム (7件):
3C007BT08 ,  3C007CU06 ,  3C007CY02 ,  3C007CY03 ,  3C007CY04 ,  3C007CY07 ,  3C007CY10
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-256691
  • 特開昭60-177894
  • 特開平3-256691
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