特許
J-GLOBAL ID:200903098134201342

燃料電池用のセパレータに用いるチタン材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-053029
公開番号(公開出願番号):特開2007-059375
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】初期の接触抵抗が低く、かつ、長期間にわたり接触抵抗が上昇し難くて導電性の低下が生じ難い電極用チタン材を提供する。【解決手段】 白金族系元素、Au、Ag、の内から選択される1種または2種以上の貴金属元素を含有するチタン合金基材表面に、平均厚さが200nm 以下である、このチタン合金基材から析出させた貴金属元素とチタン酸化物との混合層が形成され、この混合層表面とチタン合金基材とが、図1に示す特定の測定方法による接触抵抗値で12 mΩ・cm2 以下となる導電性を有していることである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
白金族系元素、Au、Ag、の内から選択される1種または2種以上の貴金属元素を含有するチタン合金基材表面に、平均厚さが200nm 以下である、このチタン合金基材から析出させた貴金属元素とチタン酸化物との混合層が形成され、この混合層表面とチタン合金基材とが、下記測定方法による接触抵抗値で12 mΩ・cm2 以下となる導電性を有していることを特徴とする電極用チタン材。 上記接触抵抗は、上記混合層が形成された板状チタン合金材の両面を、平均厚さ0.3mm のカーボンクロスを各々介して、チタン合金材上側からチタン合金材との接触面積が1cm2の銅電極およびチタン合金材下側からチタン合金材との接触面積が1cm2の銅電極にて各々挟みこんだ上で、油圧プレスにより、銅電極およびカーボンクロスを各々介して、チタン合金材の上下両側から面圧5kg /cm2 を負荷した状態で、前記両銅電極間に7.4mA の電流を流した際の、前記両カーボンクロス間での電圧降下量を4端子式抵抗計を用いて測定し、算出するものとする。
IPC (5件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/10 ,  C22C 14/00 ,  C23C 8/10
FI (5件):
H01M8/02 B ,  H01M4/86 B ,  H01M8/10 ,  C22C14/00 Z ,  C23C8/10
Fターム (21件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB01 ,  5H018CC06 ,  5H018DD08 ,  5H018HH03 ,  5H018HH06 ,  5H018HH08 ,  5H018HH09 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB10 ,  5H026CX05 ,  5H026EE02 ,  5H026EE12 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH06 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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