特許
J-GLOBAL ID:200903098139980714

自己整合型小型光モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259040
公開番号(公開出願番号):特開平9-101435
出願日: 1995年10月05日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ端面を受光素子に結合して光電変換を行う光モジュールにおいて、受光性能を低下させることなく、光ファイバと受光素子との位置合わせに、精密な位置決めが不要となる光モジュールを提供すること。【解決手段】 受光素子形成部材2上に、横幅が光ファイバ径に対し、同程度かそれ以下の大きさの多数の受光素子6を光ファイバ保持部材1上の光ファイバ3を固定するV溝5の間隔に比し、近接させてアレイ状に形成し、光ファイバ3からの投射光部分に位置する受光素子6は複数あるようにしている。また、光ファイバ保持部材1を受光素子部材2上に精密な位置決めをすることなく組付けるだけで、同一光ファイバ3からの光が入射された受光素子6の複数の電極7を電極接続用パターン4によって電気的に結合し、光ファイバの信号として充分な電気出力を得ることができる光モジュールとなる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つ以上の光ファイバと、該光ファイバの固定機能と光路変換機能を有する溝と電極接続用パターンとを形成した光ファイバ保持部材と、多数の受光素子をアレイ状に形成した受光素子形成部材とからなる光モジュールにおいて、前記光ファイバ保持部材上に設けた光路変換機能を有する前記溝の加工面により光路変換した後の出射光の投射部分に前記受光素子の複数が位置するように前記光ファイバ保持部材と前記受光素子形成部材を配置し、かつ、前記電極接続用パターンは複数の前記受光素子の電極を電気的に接続するように構成されたことを特徴とする光モジュール。

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