特許
J-GLOBAL ID:200903098142743529

プライオリティエンコーダ型優先順位決定回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093216
公開番号(公開出願番号):特開平6-309274
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 優先順位の低い装置の要求がまったく受け入れられない事態を防止し、トータル性能を下げる事なく正常動作を保障する優れたプライオリティエンコーダ型優先順位決定回路を提供すること。【構成】 複数の情報処理装置A,B,Cよりバス要求が行われると、これを多重要求検出回路14で検出して、セレクタ15の出力がプライオリティエンコーダ12の出力からランダムコード発生器13より出力されるコードに変更される。これにより、バスが空き状態であればプライオリティエンコーダ12で予め設定された情報処理装置の優先度に関係なく、ランダムコード発生器13から出力された無作為に選ばれたコードの情報処理装置がバスの使用権を得る。
請求項(抜粋):
一つのバスを複数の情報処理装置で共有する情報処理システムのバス調停を行うプライオリティエンコーダ型優先順位決定回路において、前記複数の情報処理装置からバス要求を入力すると、予め決められた優先順位に従って前記バス要求を行った情報処理装置の中から優先順位に応じた情報処理装置を選択するプライオリティエンコーダと、前記バスに接続されている複数の情報処理装置のバス要求を入力し、これら複数の情報処理装置よりバス要求があると多重要求検出信号を検出出力する多重要求検出器と、前記多重要求検出器と接続されている情報処理装置のコードをランダムに発生するランダムコード発生器と、前記プライオリティエンコーダおよびランダムコード発生器に接続され、前記多重要求検出器より多重要求検出信号を受けていない場合には前記プライオリティエンコーダからの入力を出力し、前記多重要求検出信号を受信するとランダムコード発生器からの入力を出力するセレクタとを有し、前記バスが空き状態であれば前記セレクタから出力されたコードの情報処理装置が前記バスの使用権を得ることを特徴とするプライオリティエンコーダ型優先順位決定回路。

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