特許
J-GLOBAL ID:200903098151252325

鉄道車両用一軸台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-016098
公開番号(公開出願番号):特開2002-220050
出願日: 2001年01月24日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 低床式の路面電車に好適で連接台車にも適用可能であり、しかも構造が簡単で軽量で、一軸でピッチングを防止でき、軸梁が上下方向に揺動自在に軸支された台車枠を備え、乗り心地が良好な鉄道車両用の一軸台車を提供する。【解決手段】 一対のリンク21は、台車枠11側に比べて車体3側の幅方向の間隔が広くなるように平面視「略ハ」の字状に配置され、かつ平面視における前後両端部を結ぶ左右の直線の延長線上の交点が車軸部材13の幅方向のほぼ中心位置で交差するとともに、これらの各リンク21は、各一端部が車体3に対し傾斜軸25によりに回転可能に軸支され、他端部が台車枠11に対し球面軸受24により全方向に揺動自在に結合され、軸梁12は台車枠11の基端寄り下端部に先端側が上下方向に回転自在に軸支し、軸梁12と台車枠11の先端寄り間に軸ばね16を介装するとともに、台車枠11と車体3間に枕ばね17を介装している。
請求項(抜粋):
左右の車輪が車軸を介して回転自在に支持され、前記車輪および前記車軸を軸梁を介して支持する台車枠がリンク機構により車体に対し水平旋回可能に連結される鉄道車両用一軸台車であって、前記リンク機構の一対のリンクは、前記台車枠側に比べて車体側の幅方向の間隔が広くなるように平面視「略ハ」の字状に配置し、かつ平面視における前後両端部を結ぶ左右の直線の延長線上の交点が前記車体の幅方向のほぼ中心線上で交差するとともに、これらの各リンクは、各一端部を車体もしくは台車枠に対し垂直軸回り又は垂直方向の上端側が下端側に比べて車体端部側へ傾斜した傾斜軸回りに回転可能に軸支し、他端部を台車枠もしくは車体に対し球面軸受により全方向に揺動自在に結合し、前記軸梁を前記台車枠の基端寄り下端部に軸梁の先端側が上下方向に回転自在に軸支し、前記軸梁と前記台車枠の先端寄り間に軸ばねを介装するとともに、前記台車枠と前記車体間に枕ばねを介装すること-を特徴とする鉄道車両用一軸台車。
IPC (3件):
B61F 5/00 ,  B61F 5/16 ,  B61F 5/24
FI (3件):
B61F 5/00 B ,  B61F 5/16 Z ,  B61F 5/24 C

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