特許
J-GLOBAL ID:200903098160289789

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-194675
公開番号(公開出願番号):特開2001-018778
出願日: 1999年07月08日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 リリーフ弁が作動することに伴ってその脈圧がブレーキペダルに伝わり運転者に違和感を与えることを回避する。【解決手段】 マスタ圧検出値PM 等に基づいて算出した制動圧指令値Pc* をもとに、全ホイールシリンダ5FL〜5RRの消費流量を予測し、油圧ポンプ8が始動した時点からの消費流量の累計値Qwを推測する。またマスタ圧検出値PM をもとに油圧ポンプ8の吐出流量を推測し油圧ポンプ8が始動した時点からの吐出流量の累計値Qpを推測する。同様に油圧ポンプ8が始動した時点からの全圧力制御弁11FL〜11RRの内部リーク流量の累計値Qiを算出する。そして、Qp-(Qw+Qi)>qであるとき、リリーフ弁9が作動すると予測し、リリーフ弁9の出側とマスタシリンダ1との間に介挿された第2の電磁開閉弁10を閉状態に切り換え、マスタシリンダ1への脈圧の伝達を回避し、ブレーキペダルでのキックバックの発生を回避する。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏込量に応じた制動圧の作動流体を出力するマスタシリンダと、車両を制動する制動力を発生する制動手段と、所定制動圧を発生する制動用圧発生手段と、前記制動用圧発生手段で発生する制動用圧を減圧制御して任意の制動圧を前記制動手段に出力する圧力制御弁と、前記マスタシリンダと前記制動手段との間に介挿された第1の電磁開閉弁と、前記マスタシリンダと前記制動用圧発生手段との間に介挿された第2の電磁開閉弁と、前記圧力制御弁の戻りポートと前記マスタシリンダのリザーバとの間に介挿された第3の電磁開閉弁と、当該第3の電磁開閉弁と前記制動用圧発生手段との間に介挿された当該第3の電磁開閉弁側からの作動流体の流れのみを許容する逆止弁と、前記制動用圧発生手段の出側と、前記第2の電磁開閉弁よりも前記制動用圧発生手段側との間に介挿され前記制動用圧発生手段で発生する制動用圧の最大値を規制するリリーフ弁と、前記ブレーキペダルの踏込量を検出するブレーキ踏込量検出手段と、少なくとも前記ブレーキ踏込量検出手段で検出したブレーキペダル踏込量に基づいて前記圧力制御弁、第1の電磁開閉弁、第2の電磁開閉弁、第3の電磁開閉弁及び制動用圧発生手段を制御する制動制御手段と、前記リリーフ弁が作動するかどうかを予測する予測手段と、を備え、前記制動制御手段は、前記予測手段で前記リリーフ弁が作動すると予測したときには前記第2の電磁開閉弁を閉状態に制御するようになっていることを特徴とするブレーキ制御装置。
Fターム (12件):
3D046BB05 ,  3D046BB29 ,  3D046CC02 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL23 ,  3D046LL29 ,  3D046LL30 ,  3D046LL37 ,  3D046LL46

前のページに戻る