特許
J-GLOBAL ID:200903098166748882

車両用冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 保男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013914
公開番号(公開出願番号):特開平6-229649
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 車室外の気候条件に左右されず安定した制御で冷暖房能力を向上することができ、しかも窓晴れ性と暖房能力を両立し、外気温が低い極寒環境からやや高い環境まで暖房運転ができ、しかも省エネルギを図ることができる冷暖房装置の提供を目的とする。【構成】 コンプレッサ31、車室外熱交換器38、放熱用車室内熱交換器33、膨張手段34、吸熱用車室内熱交換器35、第1の制御弁(第1の冷媒流路切換手段)を設ける他に、車室外熱交換器38を、膨張手段34の冷媒流出側とコンプレッサ31の冷媒吸入側との間に適宜挿入接続できるように、第1の切換用流路96と第2の切換用流路97とを設け、その接続箇所に、弱暖房運転モード時に車室外熱交換器38を吸熱用熱交換器として利用可能とするための第2の制御弁92と第2の制御弁91とを設ける。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、冷媒を断熱膨張させる膨張手段と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記膨張手段の冷媒流入側との間に挿入接続され、冷媒の熱を外気と熱交換する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記膨張手段の冷媒流入側との間に前記車室外熱交換器と並列の関係で挿入接続され、冷媒の熱を送風手段により導入された空気に放熱して温風を作る放熱用車室内熱交換器と、前記膨張手段の冷媒吐出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側との間に挿入接続され、冷媒の熱を送風手段により導入された空気に吸熱して冷風を作る吸熱用車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器及び前記放熱用車室内熱交換器との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒の、車室外熱交換器と放熱用車室内熱交換器とへの流れを調節する第1の冷媒流路切換手段と、前記車室外熱交換器を、前記膨張手段の冷媒流出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側との間に挿入接続する切換用流路と、前記切換用流路を通しての冷媒の流れを許容または遮断することで、前記膨張手段から流出する冷媒を、前記車室外熱交換器を経由して流すか否かを選択する第2の冷媒流路切換手段と、前記第1の冷媒流路切換手段及び第2の冷媒流路切換手段を制御することにより、コンプレッサから吐出された冷媒を、冷房運転モード時に、少なくとも前記車室外熱交換器を経由して前記膨張手段、吸熱用車室内熱交換器を順に経てコンプレッサへ循環させ、暖房運転モード時に、前記車室外熱交換器を回避して前記放熱用車室内熱交換器、膨張手段、吸熱用車室内熱交換器を順に経てコンプレッサへ循環させ、弱暖房運転モード時に、前記放熱用車室内熱交換器、膨張手段を順に経由し、さらに少なくとも車室外熱交換器を経てコンプレッサへ循環させる制御手段とを備えたことを特徴とする車両用冷暖房装置。
IPC (2件):
F25B 29/00 361 ,  B60H 1/00 102

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