特許
J-GLOBAL ID:200903098167182505
感熱色素転写用ブラック色素供与体素子
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241576
公開番号(公開出願番号):特開平5-201156
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 ポリマーバインダー中に分散させた少なくとも一種のシアン、マゼンタ及びイエロー色素の混合物を含んで成る色素層を担持している支持体を含んで成る、感熱色素転写用ブラック色素供与体素子において、少なくとも一種のシアン色素が以下の式:【化1】で示され、且つ少なくとも一種のイエロー色素が以下の式:【化2】で示され、しかも少なくとも一種のマゼンタ色素が以下の式:【化3】で示されるブラック色素供与体素子。
請求項(抜粋):
ポリマーバインダー中に分散させた少なくとも一種のシアン、マゼンタ及びイエロー色素の混合物を含んで成る色素層を担持している支持体を含んで成る、感熱色素転写用ブラック色素供与体素子において、少なくとも一種のシアン色素が以下の式:【化1】(上式中、R1 及びR2 は各々独立に、水素;炭素原子1〜6個を有する置換もしくは未置換アルキル基;炭素原子5〜7個を有する置換もしくは未置換シクロアルキル基;置換もしくは未置換アリル基;炭素原子6〜10個を有する置換もしくは未置換アリール基;または置換もしくは未置換ヘタリール基を表し;但し、R1 とR2 の両方が同時に水素であることはできない;あるいはR1 とR2 は一緒に結合して、それらが結合している窒素と共に5〜7員複素環式環を形成することができ;あるいはR1 とR2 のどちらか一方もしくは両方はR3 の1個もしくは2個と結合して、5〜7員複素環式環を形成することができ;各R3 は独立に、R1 及びR2 について先に記載した置換もしくは未置換アルキル、シクロアルキル、アリル、アリールもしくはヘタリール;アルコキシ;アリールオキシ;ハロゲン;ニトロ;シアノ;チオシアノ;ヒドロキシ;アシルオキシ;アシル;アルコキシカルボニル;アミノカルボニル;アルコキシカルボニルオキシ;カルバモイルオキシ;アシルアミド;ウレイド;イミド;アルキルスルホニル;アリールスルホニル;アルキルスルホナミド;アリールスルホナミド;アルキルチオ;アリールチオまたはトリフルオロメチルを表し;あるいはR3 のうちのいずれか2個は一緒に結合して、5員もしくは6員の炭素環式環もしくは複素環式環を形成することができ;あるいはR3 のうちの1個もしくは2個はR1 とR2 のいずれか一方もしくは両方と結合して5〜7員環を形成することができ;mは0〜4の整数であり;R4 及びR5 は各々独立に、水素;R1 及びR2 について先に記載した置換もしくは未置換アルキル、アリールもしくはヘタリール基;または電子吸引性基を表し;そしてR6 は、水素;R1 及びR2 について先に記載した置換もしくは未置換アルキル、アリールもしくはヘタリール基;NH2 、NHR1 、NR1 R2 、NHCOR1 、NHSO2 R1 またはOR1 を表す)で示され、且つ少なくとも一種のイエロー色素が以下の式:【化2】(上式中、R8 は、前記R1 と同じ基を表し;R9 及びR10は各々独立に、R8 ;シアノ;アシロキシ;炭素原子1〜6個を有するアルコキシ;ハロゲン;またはアルコキシカルボニルを表し;あるいはR8 、R9 及びR10のうちのいずれか2個は一緒に、5〜7員環を完成するのに必要な原子を表し;R11はR8 と同じ基を表し;Gは、R8 について先に記載した置換もしくは未置換アルキル、シクロアルキルもしくはアリル基、NR12R13またはOR14を表し;R12及びR13は各々独立に、水素、アシルまたはR8 を表し、但し、R12とR13の両方が同時に水素であることはできない;あるいはR12及びR13は一緒に、5〜7員環を完成するのに必要な原子を表し;R14は、前記R1 と同じ基を表し;XはC(R18)(R19)、S、OまたはNR18を表し;R18及びR19は各々独立にR8 と同じ基を表し;あるいはR18及びR19は一緒に、5〜7員環を完成するのに必要な原子を表し;そしてYは、別の環系に縮合することができる5員もしくは6員環を完成するのに必要な原子を表す)で示され、しかも少なくとも一種のマゼンタ色素が以下の式:【化3】(上式中、R15は、水素、または炭素原子1〜10個を有する置換もしくは未置換アルキルもしくはアリル基を表し;Qは、R15、もしくは炭素原子1〜4個を有するアルコキシ基であるか、またはR16と一緒に5員もしくは6員複素環式環を形成する原子を表し;R16は、炭素原子1〜10個を有する置換もしくは未置換アルキルもしくはアリル基であるか、または先に記載したQと結合することができ;R20は、炭素原子1〜10個を有する置換もしくは未置換アルキル基、または炭素原子6〜10個を有する置換もしくは未置換アリール基であり;JはCO、CO2 、-SO2 -、またはCONR21-であり;R17は、炭素原子1〜10個を有する置換もしくは未置換アルキルもしくはアリル基、または炭素原子6〜10個を有する置換もしくは未置換アリール基であり;そしてR21は水素またはR20である)で示される、感熱色素転写用ブラック色素供与体素子。
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