特許
J-GLOBAL ID:200903098169506715

操作反力発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294163
公開番号(公開出願番号):特開平6-144201
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 マスタシリンダ及びストロークアキュムレータ間に2系統の油圧系を構成して、いずれか一方の油圧系が失陥しても、所定の操作反力が得られるようにし、しかもその操作反力が、常に操作子の操作ストローク前半では漸増し、後半では急激するようにする。【構成】 ストロークアキュムレータSの左右一対のシリンダ孔391 ,392に、第1、第2蓄圧室421 ,422 を画成する第1、第2蓄圧ピストン401,402 を嵌合し、第1、第2蓄圧室421 ,422 にはタンデム型マスタシリンダの第1、第2出力ポートにそれぞれ連なる第1、第2導管341 ,342 をそれぞれ接続し、両蓄圧ピストン401 ,402 間には、これらを離反方向へ弾発するコイルばね46と、各蓄圧ピストン401 ,402 の所定量D以上の前進により皿状に撓曲される第1、第2板ばね441 ,442 とを設ける。
請求項(抜粋):
操作子(1)により作動されるマスタシリンダ(M)と、このマスタシリンダ(M)から吐出される作動油を弾発的に受容する蓄圧室を備えたストロークアキュムレータ(S)とからなる操作反力発生装置において、マスタシリンダ(M)を、各独立した一対の第1、第2出力ポート(41 ,42 )を備えたタンデム型に構成する一方、一対のシリンダ孔(391 ,392 )を有するハウジング(35)と、前記一対のシリンダ孔(391 ,392 )に摺動自在に嵌合して第1、第2蓄圧室(421 ,422 )を画成すると共に、内端を互いに対向させる第1、第2蓄圧ピストン(401 ,402 )と、この両ピストン(401 ,402 )間に介装され、第1、第2蓄圧室(421 ,422 )の容積拡大による両ピストン(401 ,402 )の前進により圧縮されるばね(46,48)と、各蓄圧ピストン(401 ,402 )及びハウジング(35)間に配設され、各蓄圧ピストン(401 ,402 )が所定ストローク(D)以上前進したとき撓曲される第1、第2板ばね(441 ,442 )とからストロークアキュムレータ(S)を構成し、その第1、第2蓄圧室(421 ,422 )に前記第1、第2出力ポート(41 ,42 )をそれぞれ連通したことを特徴とする、操作反力発生装置。

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