特許

J-GLOBAL ID：200903098173438899

有機EL素子

発明者： 加納 教夫
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 小島 清路
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-346530
公開番号（公開出願番号）：特開2001-160487
出願日： 1999年12月06日
公開日（公表日）： 2001年06月12日
要約：

【要約】【課題】 電圧を印加していない場合、即ち、発光していない場合に、表示パターンが視認されない表示品位の高い有機EL素子を提供する。【解決手段】 真空蒸着法により、ガラス等からなる透明基板の表面に、陽極、アルミキノリウム錯体からなる発光層、LiFからなる電子注入層及び陰極を、この順に成膜し、封止部材により封止して有機EL素子を得る。この素子では、電子注入層を、厚さ30〜50Åの表示パターン部と、厚さ2〜10Åのその他の部分により形成する。これにより、他の部分に比べて輝度の低い表示パターン部と、相対的に輝度の高い他の部分との輝度の差によりパターンを明瞭に視認することができる。また、発光層において、ドーピング剤を含む等、他の部分とは異なる発光材料からなる表示パターン部を形成することによって、色調の差によりパターンを視認することができる有機EL素子とすることもできる。

請求項（抜粋）：

基板と、該基板の表面に、陽極、有機EL薄膜及び陰極が、この順に積層され形成される有機EL積層体とを備え、上記有機EL薄膜は、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層のうちの少なくとも該発光層及び該電子注入層を有し、該正孔輸送層、該電子輸送層及び該電子注入層のうちの少なくとも1層の膜厚を、表示パターンに合わせて変化させることを特徴とする有機EL素子。

IPC (3件)：

H05B 33/12 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22

FI (4件)：

H05B 33/12 Z ,  H05B 33/14 A ,  H05B 33/22 A ,  H05B 33/22 B

Fターム (11件)：

3K007AB17 ,  3K007BB01 ,  3K007CA01 ,  3K007CA02 ,  3K007CA05 ,  3K007CB01 ,  3K007DA00 ,  3K007DB03 ,  3K007EB00 ,  3K007FA01 ,  3K007FA02