特許
J-GLOBAL ID:200903098174326636

超音波探傷装置の信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135562
公開番号(公開出願番号):特開平6-207928
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 被検体2からのエコー信号bに基づいて被検体2に存在する欠陥を検出する超音波探検出装置において、オンライン探傷を維持したままで、エコー信号bに含まれる雑音をデジタル信号処理によって低減する。【構成】 超音波パルスaの繰り返し周期T0 内における一定の測定期間TM のみ超音波送受信部から出力された高周波のエコー信号bを高いサンプリング周波数fS でA/D変換して、一旦レジスタ12に記憶した後、先のサンプリング周波数より低い読出周波数fR でこのサンプリングデータを読出して、この測定期間内のデータに対してのみ、デジタルフィルタ18や同期加算平均フィルタ17等を用いたデジタル信号処理を施している。
請求項(抜粋):
被検体に一定周期で超音波パルスを送波し反射波を受波する超音波送受信部から出力される高周波のエコー信号に基づいて前記被検体に存在する欠陥を検出する超音波探傷装置の信号処理装置において、前記エコー信号を所定のサンプリング周波数でもってデジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記一定周期内における前記エコー信号の測定期間を指定する測定期間指定手段と、この測定期間指定手段によって指定された測定期間内において、前記A/D変換手段から出力されるエコー信号の各サンプリングデータを前記サンプリング周波数と同一周波数の書込周波数でもって順次記憶し、この記憶した各サンプリングデータを前記書込周波数より低い読出周波数でもって順次出力するFIFO型レジスタと、このFIFO型レジスタから順次出力されるエコー信号に対して所定の周波数弁別処理を実行するデジタルフィルタと、このデジタルフィルタから出力されるエコー信号に基づいて欠陥の有無を判定する欠陥判定手段とを備えた超音波探傷装置の信号処理装置。
IPC (2件):
G01N 29/10 501 ,  G01N 29/22 501

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