特許
J-GLOBAL ID:200903098194972372

交流発電機の出力電圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263257
公開番号(公開出願番号):特開平5-083877
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 交流発電機の出力電圧を、その出力電圧に応じて、ヘッドランプ等のAC負荷とバッテリ等のDC負荷とに適切に振り分ける。【構成】 過電圧に対して一方の半波を短絡することによりAC負荷を保護する手段と、低電圧時でも他方の半波を供給することによりAC負荷に十分な電圧を供給する手段と、一方の半波を短絡する場合の作動の基準となる電圧を、一方の半波を整流して得るようにしていることから、各手段の作動の基準となる電圧値を近接させても、一方の半波を短絡する手段及び他方の半波を供給する手段が同時に作動することがないため、低電圧域に於いてより高い電圧をAC負荷に供給することができる。更に、十分に低い電圧に対しては、回転数検出手段によりAC負荷に供給される他方の半波をDC負荷に振り向けることができる。
請求項(抜粋):
AC負荷及びDC負荷を有する交流発電機の出力電圧制御装置に於いて、前記AC負荷に前記交流発電機の交流出力の一方の半波を常時供給する手段と、前記AC負荷に供給される電圧が、第1の所定値を上回る度合いを検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段に於ける検出値に依存する所定の位相角に渡って前記AC負荷に前記交流出力の他方の半波を供給する手段と、前記AC負荷に供給される電圧が、第2の所定値を上回る度合いを検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段に於ける検出値に依存する所定の位相角に渡って前記AC負荷に前記交流出力の前記一方の半波を短絡する手段と、前記交流発電機の回転数を検出し、前記他方の半波を供給する手段の作動に関わらず前記AC負荷に供給される前記他方の半波の供給を遮断し、DC負荷に供給する手段とを備え、前記第1の検出手段が、前記AC負荷に供給される電圧の全波整流した後の電圧を検出し、前記第2の検出手段が、前記AC負荷に供給される電圧の前記一方の半波を整流した後の電圧を検出するものであることを特徴とする交流発電機の出力電圧制御装置。

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