特許
J-GLOBAL ID:200903098199135819

HST油圧走行駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296367
公開番号(公開出願番号):特開平5-106732
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 冬期寒冷時のHSTによるブレーキ効果を一時的に解除して、機械式ブレーキの操作頻度を増加させ、潤滑油温度を早期に上昇させる。【構成】 原動機1で駆動される可変容量型油圧ポンプ2と、駆動輪11を駆動する油圧モータ5とを一対の主管路3、4で閉回路接続する。主管路3、4の間にはバイパス管路17を設けて開閉弁18で開閉可能とする。電源20からメインスイッチ21を介して開閉弁18のソレノイドコイル18aに至る回路に油温感知スイッチ22を設け、動力伝達機構10の潤滑油温度を検出する油温センサ25の検出温度が一定値以上となったときにソレノイドコイル18aが励磁されるように構成する。アクセルペダルが踏み込まれない状態で非通電状態となるアクセルスイッチ23を設け、リレー24と接続してアクセルペダルが踏込まれたときにソレノイドコイル18aの励磁が停止されるように構成する。
請求項(抜粋):
原動機に駆動される可変容量形油圧ポンプと、一対の主管路により前記可変容量形油圧ポンプに閉回路接続され、この可変容量形油圧ポンプからの吐出油により駆動される油圧モータと、この油圧モータの出力を駆動輪に伝達する動力伝達機構と、この動力伝達機構の潤滑油が貯溜される室に設けられ、ブレーキペダルの踏込みにより前記動力伝達機構の回転軸に制動力を付与する制動手段と、前記原動機の回転数を制御するアクセルペダルの踏込み量を検出する踏込み量検出手段と、前記一対の主管路を連通するバイパス管路に設けられ、この一対の主管路を連通する第1の位置と主管路を遮断する第2の位置とに切換えられる切換弁と、この切換弁を前記第1の位置に切換える指令を出力する切換指令手段と、前記踏込み量検出手段でアクセルペダルが所定量以上踏込まれていることが検出されている場合には、前記切換え指令手段により前記指令が出力されている時でも前記前記切換弁を前記第2の位置に切換え保持し、前記踏込み量検出手段でアクセルペダルが所定量以上踏込まれていることが検出されていない場合には、前記指令が出力されると前記切換弁を前記第1の位置に切換え保持し、指令が出力されなくなると第2の位置に切換え保持する弁切換制御手段とを具備することを特徴とするHST油圧走行駆動装置。
IPC (3件):
F16H 61/40 ,  E02F 9/22 ,  F16H 59/18

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