特許
J-GLOBAL ID:200903098199185263

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-361543
公開番号(公開出願番号):特開平5-169899
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】書道等に用いる墨を摺る硯は近来上質の物は少なくなり、価格も高く一般の者は手に入れにくくなっている。また、墨を摺る性能も低く使用に耐えなくなってきている。このような状況のなかで、一般の書道愛好家や学童が容易に手に入れやすく、しかも性能がよくさらに、美術的、工芸的、民芸的価値を持ち得る硯を提案する事が目的である。【構成】二つの実施例による構成を提案する。その第1の構成は、陶器用素地に高硬質微紛体を混合し、海部3と陸部2を有する硯状に成形し、陸部2を除く部分に釉薬を施し、焼成する。第2の構成は、陶器にて作成した陸部2’を欠く硯体1’に、漆と高硬度微紛体を混練した混合体を当陸部2’に固定する。この方法では硯体1’として石材、木材、竹材、紙材、合成樹脂材、ファインセラミック材、ガラス材または金属材を用いても製作できる。
請求項(抜粋):
陶器用素地に高硬度微紛体を混合し、海部3と陸部2を有する硯状に成形し、陸部2を除く部分に釉薬を施し、焼成してなる硯。

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