特許
J-GLOBAL ID:200903098200757705

二方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-176162
公開番号(公開出願番号):特開平9-025942
出願日: 1995年07月12日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 自動車の電動カーテンシステム等の二方向駆動システムを安価に提供することである。【解決手段】 同一の軸1上にクラッチ2とトルクリミッタ3とを配置し、クラッチ2を内側クラッチ8と外側クラッチ11の2層構造により形成し、トルクリミッタ3で設定されたトルク以上の大きいトルクが軸1に作用すると内側クラッチ8と外側クラッチ11がロックし、外側クラッチ11の外輪5が回転してトルクを伝達する。逆に外輪5に外部からトルクが作用すると外輪5は空転する。
請求項(抜粋):
同一軸上に配置されたクラッチとトルクリミッタとから成り、上記クラッチは上記軸と一体に回転する入力部材としての内輪、出力部材としての外輪及び両者の間に介在された中間輪とを有し、上記中間輪は半径方向の切り離し部により周方向の撓み性が付与されると共に、周方向両端部にクサビ面を有するポケットを内径面に一定間隔をおいて形成してあり、上記各ポケットに収納したころと内輪及び中間輪とにより内側クラッチを構成し、上記中間輪の外径面に上記ポケットと対応した平坦なカム面を多角面状に形成し、各カム面と外輪との間に保持器に保持されたころを所要の半径方向のすき間をおいて介在し、該ころと中間輪及び外輪とにより外側クラッチを構成し、前記トルクリミッタに一定以上のトルクの作用により前記軸上で空転するトルク伝達部材を設け、前記外側クラッチの保持器を前記中間輪及びトルク伝達部材に結合したことを特徴とする二方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 7/10 ,  F16D 41/08 ,  F16D 47/04
FI (3件):
F16D 7/06 B ,  F16D 41/08 Z ,  F16D 47/04

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