特許
J-GLOBAL ID:200903098201165119

ブロックを用いた動き補償によるビデオ信号の復号方法 及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329402
公開番号(公開出願番号):特開平10-313459
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 低いビットレートで通信するビデオ信号の、圧縮されたビットストリーム情報を復号するプロセスの電力消費を大幅に減らす装置と方法を開示する。【解決手段】 装置20はオンチップのCPU32と共有メモリ33を含む主集積回路30を備え、ビデオ復号プロセス中に検索し生成したビデオ映像データを一時的に記憶する。CPU32はプログラムにより、主メモリ40ではなくメモリ33内のバッファにアクセスして、前の予測PフレームPT-1 に組合わせP及びB予測プロセスを行う。前記組合わせP及びB予測プロセスは、表示可能なビデオ映像の外を指す動きベクトルの成分を修正し、メモリ33内の端バッファ44eから対応する端画素Pedgeを検索して、制限のない動きベクトルを処理する。またメモリ33は現在の予測Pブロックを記憶するバッファNEWBFRを有し、前の予測PフレームPT-1 と現在の予測PフレームPT を同じメモリ空間に記憶する。
請求項(抜粋):
圧縮されたビデオデータの受信されたビットストリームを復号する方法であって、前の予測ビデオフレームをメモリに記憶し、現在のビデオフレームの動きベクトル情報を前記受信されたビットストリームから復号し、前記前の予測ビデオフレームの複数のマクロブロックのそれぞれについて、前記現在のビデオフレームの動きベクトルの少なくとも1つの成分が、表示可能な映像範囲外を指すかどうか判断し、前記判断ステップが、動きベクトルの少なくとも1つの成分が前記表示可能な映像範囲外を指すと判断すると、これに応じて前記動きベクトルに対応する画素アドレスを、前記表示可能な映像範囲の端に沿う画素位置に対応する端画素アドレスに変換し、前記修正された画素アドレスに対応する画素データを検索し、前記検索された画素データを用いて、前記前の予測ビデオフレームのマクロブロックに動き補償を行う、ステップを含む、圧縮されたビデオデータの受信されたビットストリームを復号する方法。

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