特許
J-GLOBAL ID:200903098201983377

車両のスリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246034
公開番号(公開出願番号):特開平5-085342
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 車輪速センサ112FL〜112RRにより検出される車両の車輪速に応じてアンチスキッドブレーキ制御やトラクション制御を行うようにしたスリップ制御装置に対し、2つの車輪速センサが同時に異常状態になってもそれを確実に検出する。【構成】 最高車輪速Vmax が所定値以上でかつ該最高車輪速Vmax の変化率が所定範囲以下の状態が一定時間継続しているとき、もしくは任意の2つの車輪速V1 ,V2 が所定値以上でかつ該両車輪速V1,V2 の差が所定範囲以内であるときを車両の安定走行状態と検出し、そのとき出力信号のない車速センサを異常と判定する。又は、車両の加速又は減速状態を検出し、その状態で車輪速センサ112FL〜112RRの出力信号が急変したときに、該車輪速センサを異常状態と判定する。上記センサ112FL〜112RRの異常時にはスリップ制御を中止する。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速センサを備え、該車輪速センサにより検出された車輪速に基づいてスリップ制御を行うようにしたスリップ制御装置において、上記複数の車輪速の中の最高車輪速が所定値以上で、かつ該最高車輪速の変化率が所定範囲以下の状態が一定時間継続していることを検出して、車両の走行状態を判定する車両走行判定手段と、上記車両走行判定手段により車両が走行していると判定されたとき、出力信号のない車輪速センサを異常と判定するセンサ異常検出手段と、上記センサ異常検出手段により車輪速センサの異常が検出されたとき、上記スリップ制御を中止する制御中止手段とを設けたことを特徴とするスリップ制御装置。

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