特許
J-GLOBAL ID:200903098208767599

高架橋の脚柱補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-349020
公開番号(公開出願番号):特開平9-170203
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 高架橋における脚柱補強工事の工期短縮化を図る。【解決手段】 鋼板6に空気抜きパイプ螺合用のねじ孔17を所要のピッチで設ける。補強すべき脚柱3の外周に、脚柱3の外周面との間に隙間Sが形成されるように鋼板6を巻き付けて固定する。ねじ孔17に全ねじパイプ製の空気抜きパイプ16をねじ込んで取り付ける。所要の空気抜きパイプ16を通しエポキシ樹脂9を隙間Sに注入し、エポキシ樹脂9が溢れた空気抜きパイプ16の先端部を盲ナット23で塞ぐ。エポキシ樹脂9の硬化後、空気抜きパイプ16を取り外す。
請求項(抜粋):
所要のピッチでボルト挿通孔と空気抜きパイプ螺合用のねじ孔を設けた鋼板を、補強すべき鉄筋コンクリート製の脚柱の外周に、該脚柱外周面との間に所要の隙間が形成されるように巻き付けて配置し、ボルト挿通孔を通して脚柱の外壁部にアンカー埋込穴を穿設して、該アンカー埋込穴に雌ねじコンクリートアンカーを埋め込み、該雌ねじコンクリートアンカーに、ボルト挿通孔を通し皿ボルトを差し込んでねじ込むことにより、脚柱の外周に鋼板を固定し、次に、先端部を盲ナットで塞げるようにしてある全ねじパイプ製の空気抜きパイプを、鋼板の上記ねじ孔にねじ込んで取り付け、しかる後、鋼板の内側の隙間に対し、最下位に位置する所要の空気抜きパイプを通してエポキシ樹脂を所要高さ位置まで注入し、このとき、エポキシ樹脂の溢れが生じた空気抜きパイプの先端部を盲ナットで塞いで行くようにし、注入したエポキシ樹脂が硬化した後、同様にその上方に位置する所要の空気抜きパイプを通してエポキシ樹脂を注入して硬化させる工程を繰り返すことにより隙間を下から上へ埋めて行き、すべてのエポキシ樹脂が硬化した後、上記空気抜きパイプを取り外してパテを詰めて仕上げることを特徴とする高架橋の脚柱補強方法。
IPC (3件):
E01D 21/00 ,  E01D 19/02 ,  E04G 23/02
FI (3件):
E01D 21/00 ,  E01D 19/02 ,  E04G 23/02 F
引用特許:
出願人引用 (2件)

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