特許
J-GLOBAL ID:200903098217647890

磁気記録媒体用ポリエステルフイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083743
公開番号(公開出願番号):特開平5-287101
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 走行性、電磁変換特性、保存耐久性等に優れた磁気記録媒体の製造に有用なポリエステルフイルムを提供する。【構成】 ポリエステルフイルムの表面に平均粒径0.1μm以下の微粒子を含有する連続薄膜(磁性層のプライマー)が塗設してあり、該薄膜には微粒子による微小突起が1×104 〜1×108 個/mm2 の割合で、かつバインダー樹脂のみの微小突起が1×10〜1×104 個/mm2 の割合で存在し、全体の表面粗さが1〜10nm、樹脂のみによる薄膜部の表面粗さが1.1nm以下であり、かつ該薄膜は160°Cで5分間加熱したときのオリゴマー析出率を0.8%以下に抑制できるものであることを特徴とする磁気記録媒体用ポリエステルフイルム。
請求項(抜粋):
ポリエステルフイルムの表面に連続薄膜よりなる磁性層のプライマーが塗設してあり、該連続薄膜には平均粒径0.1μm以下の微粒子を核とし樹脂を結合剤とする微小突起(A)と該樹脂のみによる微小突起(B)とが形成されており、微小突起(A)はその高さが13nm以下で、1.0×104〜1.0×108 個/mm2 の割合で存在し、さらに微小突起(B)は最大長径が0.30μm以下で1.0×10個/mm2 以上1.0×104 個/mm2 未満の割合で存在し、前記樹脂のみによる連続薄膜部の微小表面粗さRasが1.10nm以下であり、さらに前記連続薄膜の表面粗さRaが1〜10nmであり、そして前記連続薄膜はフイルムを160°Cで5分間空気中で加熱したときにフイルム表面上のポリエステルオリゴマー微結晶の析出率を0.8%以下に抑制できるものであることを特徴とする磁気記録媒体用ポリエステルフイルム。
IPC (5件):
C08J 7/04 CFD ,  B32B 27/08 ,  B32B 27/20 ,  B32B 27/36 ,  G11B 5/704

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