特許
J-GLOBAL ID:200903098217903179

多重放電型点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-122892
公開番号(公開出願番号):特開平6-330836
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 放電途切れや充電不足を生じることなく、エネルギ蓄積コイルの小型化を図る。【構成】 バッテリ2とエネルギ蓄積コイル3とバイポーラトランジスタ4とが直列に接続され、エネルギ蓄積コイル3と逆流防止ダイオード6と点火コイル10の一次コイル10aとFET11とが直列に接続されている。エネルギ蓄積コイル3のインダクタンスは1.5mHとなっている。逆流防止ダイオード6には容量放電用コンデンサ7が接続されている。点火コイル10の二次コイル10bには点火プラグ12が接続されている。定電流制御回路13はエネルギ蓄積コイル3の通電電流IA を制御する。多重放電制御回路14は放電区間信号IGwが発生している間、バイポーラトランジスタ4とFET11とを交互に断続させる。コンデンサ充電制御回路15は放電区間終了後において容量放電用コンデンサ7を多重充電する。
請求項(抜粋):
直流電源とエネルギ蓄積コイルと第1のスイッチング素子とを直列に接続するとともに、前記エネルギ蓄積コイルと逆流防止手段と点火コイルの一次コイルと第2のスイッチング素子とを直列に接続し、前記エネルギ蓄積コイルには前記逆流防止手段を介して容量放電用コンデンサを接続し、前記点火コイルの二次コイルには点火プラグを接続し、点火時期より所定時間前に前記第1のスイッチング素子を導通させて前記エネルギ蓄積コイルにエネルギを蓄えた後、点火時期にこの第1のスイッチング素子を遮断させるとともに前記第2のスイッチング素子を導通させ、その後の所定の放電期間に前記第1,第2のスイッチング素子を交互に断続させて多重放電させるようにした多重放電型点火装置において、前記エネルギ蓄積コイルのインダクタンスを、多重放電期間における放電途切れの発生限界値以上の値にするとともに、多重放電終了後の前記第2のスイッチング素子の遮断時に、次回の点火に備えるべく前記第1のスイッチング素子を複数回繰り返して断続させて前記容量放電用コンデンサを多重充電させるようにしたことを特徴とする多重放電型点火装置。
IPC (2件):
F02P 3/00 ,  F02P 15/10 302

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