特許
J-GLOBAL ID:200903098224205754

生ごみ処理装置及び生ごみ処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板橋 昌之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058156
公開番号(公開出願番号):特開平9-215937
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 家庭等から出る生ごみを短時間で脱水・殺菌・消臭・少量化し、燃焼カロリーを節減し河川の富栄養化を防止できる 生ごみ処理装置及び生ごみ処理法を提供する。【解決手段】 回転軸1を有する回転カッター部8と、回転カッター部8の下に位置する固定円盤部19と、固定円盤部19の下に位置する中心は回転軸1と連結連動した回転円盤部22と、回転円盤部22の下に固定され回転する環状プーリー28とから成る攪拌切断粉砕混合反応装置29を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
中心下部に回転軸(1)を有し中心から1本以上5本以下の奇数本を回転軸(1)から均等間隔で直線に対し回転方向に30度傾斜した角度に生ごみ(2)と生石灰(3)を攪拌し生ごみ通過孔(4)に順々に送り込んで切断するための角柱状の羽根(5)を一体的に形成しこの羽根(5)を囲むように角環状のリング(6)を一体的に形成しリング(6)と羽根(5)で区画された空間部(7)を有し羽根(5)とリング(6)の裏面がフラットである回転カッター部(8)と、回転カッター部(8)よりも大径で外周部に取付け部(9)を有し中心には回転軸(1)が回転自在に貫通した貫通孔(10)を有し表面は回転カッター部(8)の裏面が密着しつつ回転するようフラットであり孔外縁(11)はリング(6)の内周の一定区間と同形でそこから貫通孔(10)付近の孔内縁(12)まで延長された孔前後両側縁(13)(14)は中央が円弧状に拡開されこの生ごみ通過孔(4)が中心から180度の左右対称位置に2つ形成され回転する奇数本の羽根(5)と左右の生ごみ通過孔(4)が左右交互に挟交し羽根(5)が外側から中心の内側に向かって挟交し柔らかい生ごみ(2)は孔前側縁(13)のあらゆる位置で切断され固い生ごみ(2)は孔前側縁(13)を外側から内側に向かって移動して最もトルクの強くなる最内側位置まできて切断されるところの生ごみ通過孔(4)の孔前側縁(13)の裏面には生ごみ(2)や生石灰(3)を巻き込み固くて大きな切断物をさらに小さく粉砕するための大きな角度の隙間傾斜(15)を形成しそれと連続した中心側には小さく粉砕された固い粉砕物を巻き込んでさらに細かく粉砕するために2つの生ごみ通過孔(4)の途中位置まで小さな角度の隙間傾斜(16)を形成しており生ごみ通過孔(4)を除いた裏面全体は回転軸(1)の回転方向に傾斜した角度を有する中心付近で深く外周部分で浅くなっている多数の条溝(17)を渦状に形成した挽き臼上部(18)となっており条溝(17)間の山はフラットである固定円盤部(19)と、固定円盤部(19)の円盤部分と同径で中心は回転軸(1)と一体的に連結連動し表面全体は回転方向と逆方向に傾斜した角度を有する中心付近で深く外周部分で浅くなっている多数の条溝(20)を渦状に形成した挽き臼下部(21)となっており条溝(20)間の山は固定円盤部(19)の生ごみ通過孔(4)と隙間傾斜を除いた条溝(17)間の山と密着しつつ回転するようフラットで固定円盤部(19)と回転円盤部(22)の条溝(17)(20)の交点は中心から外周に向かって移動するため生ごみ(2)と生石灰(3)は中心付近から外周に向かって徐々に細かくペースト状にまで粉砕混合され氷和反応を起こして脱水・殺菌・消臭・小量化されつつ移動し外周の条溝(17)(20)から処理物(23)を排出させる回転円盤部(22)と、表面に回転円盤部(22)の裏面を一体的に固定するための取付けバー(24)を内周面から中心に向かい均等間隔に所要数形成しておりその内周は回転円盤部(22)よりも大径でその内周と回転円盤部(22)外周の間に形成されるスリット(25)は固定円盤部(19)と回転円盤部(22)の外周の両者の条溝(17)(20)から排出される処理物(23)が通過するためのものでありその外周はモーター(26)からの回転を伝導される駆動ベルト(27)を掛ける面である環状プーリー(28)とから成る攪拌切断粉砕混合反応装置(29)を有することを特徴とする生ごみ処理装置。
IPC (4件):
B02C 18/40 102 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B09B 5/00 ZAB
FI (4件):
B02C 18/40 102 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 301 C ,  B09B 5/00 ZAB P

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