特許
J-GLOBAL ID:200903098224847438
内燃機関の排気浄化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055715
公開番号(公開出願番号):特開平8-246852
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 排気温度が低い場合、上流側触媒に排気を流してその早期活性化をはかり、排気温度が高くなると排気流路を切り換えて上流側触媒をバイパスして下流側触媒に排気を流し、上流側触媒の熱劣化を抑えるようにした排気浄化装置において、排気温度が高い場合上流側触媒に排気を流さないため、逆に燃料中の硫黄分により上流側触媒が被毒して十分な転換能力を発揮できなくなるようになるのを防止する。【構成】 上流側触媒の被毒状態を検出する手段を備え、被毒状態が検出されたら被毒状態が検出されなくなるまで、排気をバイパス通路でなく、上流側触媒にも流れるよう流路切換手段により排気通路を切り換える。被毒状態の検出は、上流側触媒の上流に設けられた第1の空燃比検出手段の出力と、下流側触媒の上流でバイパス通路の合流部の下流に設けられた第2の空燃比検出手段の出力夫々の周波数の比に基づいて行う。
請求項(抜粋):
機関の排気通路の上流側と下流側に2つの触媒を直列に介装し、前記排気通路に、上流側触媒をバイパスするバイパス通路を連通し、排気が前記2つの触媒を流通する第1の排気流路と、上流側触媒をバイパスして下流側触媒のみを流通する第2の排気流路とに選択的に切り換える流路切換手段と、前記排気通路の上流側触媒の上流と、下流側触媒の上流でバイパス通路の合流部の下流とに、夫々設けられて、排気の空燃比を検出する第1及び第2の空燃比検出手段と、前記排気を2つの触媒に流通させるときと、下流側触媒のみを流通させるときにおいて、各空燃比検出手段で検出される空燃比を目標空燃比に近づけるべく空燃比の基本制御値を空燃比フィードバック補正値により増減補正して空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、上流側触媒の上流側排気温度を検出若しくは予測する手段と、前記検出若しくは予測された排気温度が所定温度未満のときは、前記第1の排気流路に切り換え、所定温度以上のときは、前記第2の排気流路に切り換えるべく、前記流路切換手段を制御する第1の切換制御手段と、燃料中の硫黄分による上流側触媒の被毒状態を検出若しくは予測する手段と、前記被毒状態が検出若しくは予測された際には、前記排気温度に関わらず、所定期間若しくは被毒状態が検出又は予測されなくなるまで、前記第1の排気流路に切り換えるべく、前記流路切換手段を制御する第2の切換制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (6件):
F01N 3/20
, F01N 3/18
, F01N 3/24
, F02D 41/14 310
, F02D 45/00 314
, F02D 45/00 368
FI (8件):
F01N 3/20 N
, F01N 3/20 E
, F01N 3/20 H
, F01N 3/18 E
, F01N 3/24 E
, F02D 41/14 310 F
, F02D 45/00 314 R
, F02D 45/00 368 G
前のページに戻る