特許
J-GLOBAL ID:200903098232205534

分散型電源の単独運転防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064617
公開番号(公開出願番号):特開平11-252806
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 系統の電力供給の防止に基づくそのインピーダンス又はアドミタンスの変化を確実に検出して分散型電源を系統から解列し、需要家側のみでその単独運転を確実に防止し得るようにする。【解決手段】 系統の電力供給中の予測される最も低い共振次数の周波数より低い周波数の中間次数調波の電流を引込線から系統に注入する電流注入装置20と、受電点Aからみた系統の中間次数調波についてのインピーダンス又はアドミタンスの変化の容量性,誘導性の方向及び量を検出する手段と、この手段の検出結果に基づき前記インピーダンス又は前記アドミタンスの容量性方向の一定値以上の変化から電力供給の防止を検出する手段とを備える。
請求項(抜粋):
分散型電源を有する需要家設備の引込線に系統の基本波に同期した前記基本波の非整数倍の周波数の中間次数調波の電流を注入し、前記需要家設備の受電点での注入周波数の電圧,電流の計測結果により、前記受電点からみた前記系統の中間次数調波についてのインピーダンス又はアドミタンスを算出し、算出した前記インピーダンス又は前記アドミタンスの変化から変電所の遮断器の開放に基づく前記系統の電力供給の停止を検出し、該検出に基づいて前記分散電源を前記系統から解列する分散型電源の単独運転防止装置において、前記系統の電力供給中の予測される最も低い共振次数の周波数より低い周波数の中間次数調波の電流を前記引込線から前記系統に注入する電流注入装置と、前記受電点での注入周波数の電圧,電流の計測結果から前記インピーダンス又は前記アドミタンスの変化の容量性,誘導性の方向及び量を検出する手段と、該手段の検出結果に基づき前記インピーダンス又は前記アドミタンスの容量性方向の一定値以上の変化から前記電力供給の停止を検出する手段とを備えたことを特徴とする分散型電源の単独運転防止装置。
IPC (5件):
H02J 3/38 ,  G01R 19/165 ,  G01R 23/16 ,  G01R 27/02 ,  H02H 3/24
FI (5件):
H02J 3/38 W ,  G01R 19/165 T ,  G01R 23/16 B ,  G01R 27/02 A ,  H02H 3/24 Q

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