特許
J-GLOBAL ID:200903098240437177

復調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015416
公開番号(公開出願番号):特開平6-232774
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 判定帰還等化器(DFE)に適応整合フィルタ(AMF)を前置した復調システムは、最小位相推移形フェージングに対しては、DFEのみのときよりも等化特性が劣るという欠点を克服する。【構成】 復調器11はIF変調信号を復調してアナログ・ベースバンド信号を出力する。A/D変換器12はこのベースバンド信号をアナログ・ディジタル変換する。AMF13はA/D変換器12出力を入力とし、伝搬路のインパルス応答を対称化する。DFE14はAMF13出力を入力とし、符号間干渉を除去する。AMFリセット回路15はDFE14内のタップ係数よりフェージングの型を判定し、最小位相推移形フェージング(0<ρ<1)の時は、AMF13の動作を停止するように制御する。【効果】 最小位相推移形フェージングの等化特性が改善される。
請求項(抜粋):
伝搬路のフェージング等による符号間干渉を有する中間周波数帯の変調信号をアナログ・ベースバンド信号に復調する復調器と、前記アナログ・ベースバンド信号を標本・量子化してデジタル・ベースバンド信号を出力するアナログ・デジタル変換器と、前記デジタル・ベースバンド信号を受け、該デジタル・ベースバンド信号における前記伝搬路の非対称なインパルス応答を対称化して、整合した信号を出力する適応形整合フィルタと、前記整合した信号を受け、該整合した信号の符号間干渉を除去し、等化後信号を出力する判定帰還形等化器とを備えた復調システムにおいて、前記判定帰還形等化器のタップ係数に基づいて、0<ρ<1(ρはフェージングの遅延波の振幅/主波の振幅比)から始まるフェージングの場合には前記適応形整合フィルタのタップ係数をあらかじめ定めた値に固定するリセット回路を備えることを特徴とする復調システム。
IPC (4件):
H04B 1/10 ,  H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/005

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