特許
J-GLOBAL ID:200903098243771868

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277833
公開番号(公開出願番号):特開平6-101536
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 燃料カット,二次空気供給等のリーン化制御からサブ空燃比フィードバック制御への移行時において空燃比を適正に調節して、エミッションの悪化,燃費の悪化等を防止する。【構成】 燃料カットまたは二次空気供給後に、下流側O2 センサの出力電圧がリーン状態を脱する値となるまでの時間T2を測定し、次回の燃料カットまたは二次空気供給後において、前記時間T2に基づいて遅延時間TFBを学習補正して、その遅延時間TFBだけ遅延し、その後、サブ空燃比F/B制御を再開する。したがって、燃料カットまたは二次空気供給後におけるサブ空燃比フィードバック制御の再開時期は、時間T2に応じて増減補正されることになり、触媒コンバータ16のO2 ストレージ効果が解消される適正な時期となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられた触媒コンバータと、該触媒コンバータの上流側に設けられ、排気成分から空燃比を検出する上流側空燃比センサと、前記触媒コンバータの下流側に設けられ、排気成分から空燃比を検出する下流側空燃比センサと、前記上流側空燃比センサにより検出された空燃比に基づく第1の空燃比フィードバック制御と前記下流側空燃比センサにより検出された空燃比に基づく第2の空燃比フィードバック制御とを実行することにより、前記内燃機関の空燃比を所定の目標空燃比に制御するフィードバック制御手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記内燃機関が所定の運転状態にあるとき、前記内燃機関へ供給される燃料と空気との混合比を強制的に調節して、前記内燃機関の空燃比をリーン状態とするリーン化手段と、該リーン化手段により内燃機関の空燃比がリーン状態とされたとき、前記第2の空燃比フィードバック制御を停止する停止手段と、前記リーン化手段による空燃比の制御が終了後、所定時間遅延する遅延手段と、該所定時間遅延後、前記第2の空燃比フィードバック制御を再開する再開手段とを設け、さらに、前記リーン化手段による空燃比の制御が終了後、前記下流側空燃比センサの検出結果がリーン状態を脱するまでの経過時間を算出する経過時間算出手段と、該算出された経過時間に基づく値を学習値として、前記遅延手段により遅延する所定時間を前記学習値でもって増減補正する学習補正手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-101038

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