特許
J-GLOBAL ID:200903098246530160

オペレーティングシステムによるデータ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-101152
公開番号(公開出願番号):特開平8-297585
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】アプリケーションプログラムからの要求にしたがって入力元リソースから出力先リソースへOSがデータを転送するときのオーバヘッドを軽減する。【構成】ユーザプロセス1により、データ転送に使用する入力元リソースと出力先のリソースの対をチャネルとしてOSに指定し、チャネル登録処理部7によりこれをチャネル構造体13A〜13Nの一つに登録する。さらに、そのユーザプロセス1より、使用するチャネルと転送すべきデータ量を指定して、OSにデータ転送を要求する。転送処理部2の制御の元で、このチャネル用に、OSカーネル空間内にバッファ10を確保し、入力先リソースをアクセスするための入力処理部8と出力先リソースをアクセスするための出力処理部9を選択し、選択された入力処理部と出力処理部により、指定された量のデータの転送が終了するまでをこのバッファ10を繰返し使用してデータ転送を繰り返す。
請求項(抜粋):
処理装置と、主記憶と、複数の入出力装置とを有し、複数のアプリケーションプログラムがオペレーティングシステム(OS)の制御の下で実行されている計算機システムにおける、オペレーティングシステムによるデータ転送方法であって、転送すべきデータを保持する入力元リソースと、そのデータを受け取るべき出力先リソースとの対と、該入力元リソースと該出力先リソースとの間で転送すべきデータの量とを指定する、該複数のアプリケーションプログラムの一つから発行されたデータ転送要求に応答して、該入力元リソースに保持されたデータの内、所定量の大きさのデータ部分を該入力元リソースから該主記憶に読み込み、該読み込みの完了後、該読み込まれたデータを該主記憶から該出力先リソースに書き出し、該書き出しの完了後、該読み込みと該書き出しを、該データ転送要求で指定された量のデータが該入力元リソースから該出力先リソースに転送されるまで、該入力元リソースに保持された他のデータ部分に対して繰り返し、該繰返しの終了後に、該アプリケーションプログラムに、該データ転送要求で要求されたデータ転送の終了を通知するステップを有するもの。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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