特許
J-GLOBAL ID:200903098248976379

放射性廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-249935
公開番号(公開出願番号):特開平5-087982
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】放射性核種が金属錯塩を形成している高放射性レベルの廃液を対象に、核種の高い除去率と、高レベル放射能廃棄物物の大幅な減容化が達成できる有効, かつ合理的な放射性廃液の処理方法を提供する。【構成】第1処理工程として放射性廃液をアルカリ側に調整するpH調整工程と、第2処理工程として廃液中に吹き込んだオゾンとの接触反応により錯体を分解し、金属錯塩を水酸化物に変えて析出させるオゾン処理工程と、第3処理工程として、凝集濃縮操作,膜分離処理,キレート処理などにより前工程で析出した水酸化物,および金属錯塩の残渣物を濃縮する固液分離処理工程と、第4処理工程として前工程で発生した固液分離後の濃縮液をマイクロ波加熱により熱分解して溶融固化する処理工程とを経て放射性廃液を処理する。
請求項(抜粋):
放射性核種が金属錯塩の形態で含有されている放射性廃液の処理方法であって、第1処理工程として廃液をアルカリ側に調整するpH調整工程と、第2処理工程として廃液中にオゾンを吹き込み、オゾンとの接触反応により錯体を分解し、金属錯塩を水酸化物に変えて析出させるオゾン処理工程と、第3処理工程として前工程で析出した水酸化物,および金属錯塩の残渣物を濃縮する固液分離処理工程と、第4処理工程として前工程で発生した固液分離後の濃縮液を熱分解して溶融固化する処理工程とからなることを特徴とする放射性廃液の処理方法。
IPC (7件):
G21F 9/06 ,  G21F 9/06 511 ,  G21F 9/06 551 ,  G21F 9/10 ,  G21F 9/12 512 ,  G21F 9/30 519 ,  G21F 9/30 551

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