特許
J-GLOBAL ID:200903098249977824

難燃性熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-367373
公開番号(公開出願番号):特開2003-165911
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月10日
要約:
【要約】【課題】 難燃性及び耐熱性に優れ、成形品のウェルド部の外観が良好な難燃性熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 本発明の難燃性熱可塑性樹脂組成物は、(A)熱可塑性樹脂を100質量部、(B)リン化合物を0.3〜8質量部及び(C)リン化合物を1〜30質量部含有する。(A)熱可塑性樹脂の種類は特に限定されないが、ゴム質重合体の存在下に少なくとも芳香族ビニル単量体をグラフト重合させたグラフト重合体及び/又は少なくとも芳香族ビニル単量体を重合させてなるポリスチレン系樹脂であることが好ましい。また、更に芳香族ポリカーボネート樹脂を含有することがより好ましい。(B)リン化合物は、特定の一般式で表わされる芳香族系リン化合物であり、(C)リン化合物は特定の一般式で表わされる縮合リン酸エステル化合物等である。
請求項(抜粋):
(A)熱可塑性樹脂 100質量部、(B)下記一般式(1)及び下記一般式(2)の少なくとも一方から選ばれる少なくとも1種の芳香族系リン化合物 0.3〜8質量部、及び(C)下記一般式(7)で表わされる縮合リン酸エステル化合物及びホスファゼン化合物の少なくとも一方から選ばれる少なくとも1種のリン化合物 1〜30質量部、を含有することを特徴とする難燃性熱可塑性樹脂組成物。【化1】(式中、R1及びR2は、水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基であり、R3は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基又は低級アルキル基である。x1は1〜4の整数であり、yは1〜5の整数である。x1が1の場合、R1とR2は同一であってもよいし、異なっていてもよい。x1が2〜4の場合、複数のR1及びR2の各々はそれぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。yが2〜5の場合、複数のR3の各々は同一であってもよいし、異なっていてもよい。)【化2】(式中、R4びR5は、水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基である。x2は1〜4の整数である。x2が1の場合、R4とR5は同一であってもよいし、異なっていてもよい。x2が2〜4の場合、複数のR4及びR5の各々はそれぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。Zは下記の式(3)、式(4)、式(5)及び式(6)から選ばれる1価の基である。)【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】(式中、R6,R7,R8及びR9は、フェニル基又はキシレニル基であり、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。Xは2価のレゾルシノール残基又はビスフェノールA残基である。nは0.5〜1.2である。)
IPC (7件):
C08L101/00 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/5313 ,  C08K 5/5399 ,  C08L 25/04 ,  C08L 51/04 ,  C08L 69/00
FI (7件):
C08L101/00 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/5313 ,  C08K 5/5399 ,  C08L 25/04 ,  C08L 51/04 ,  C08L 69/00
Fターム (26件):
4J002AA001 ,  4J002AA011 ,  4J002BB031 ,  4J002BB121 ,  4J002BC021 ,  4J002BC031 ,  4J002BG061 ,  4J002BN061 ,  4J002BN121 ,  4J002BN141 ,  4J002BN151 ,  4J002BN231 ,  4J002CF061 ,  4J002CF071 ,  4J002CG001 ,  4J002CG002 ,  4J002CL001 ,  4J002CL011 ,  4J002CL031 ,  4J002CL061 ,  4J002CN011 ,  4J002EW047 ,  4J002EW136 ,  4J002EW157 ,  4J002FD01 ,  4J002FD13
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)

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