特許
J-GLOBAL ID:200903098250038505

氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144293
公開番号(公開出願番号):特開平5-332585
出願日: 1992年06月04日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 過冷却解消部と蓄熱槽とが分離して配設された氷蓄熱装置に対し、熱損失を伴う手段を用いることなく、熱交換器への氷の進展を抑制する。【構成】 過冷却解消部(6)の上流側に、循環路(2)中の水又は水溶液を圧流状態にして、下流側に向って圧送する圧流発生部材(8)を備えさせる。前記過冷却解消部(6)の周辺部において循環路(2)の配管内壁に付着した氷が過冷却解消部(6)の周辺部から上流側に向って進展したとき、前記圧流発生部材(8)が、水又は水溶液を圧流状態にして前記進展する氷に向って圧流を圧送する。これにより前記氷を剥離させて熱交換器(5)に氷が進展することを抑制する。
請求項(抜粋):
水又は水溶液と該水又は水溶液で生成されるスラリー状の氷を貯蔵するための蓄熱槽(3)と、冷却装置に接続され、前記水又は水溶液を過冷却状態まで冷却するための熱交換器(5)と、該熱交換器(5)と前記蓄熱槽(3)との間で前記水又は水溶液を強制循環させるための循環路(2)と、該循環路(2)における熱交換器(5)の下流側に配設され、前記熱交換器(5)で冷却された前記水又は水溶液の過冷却状態を解消させて前記水又は水溶液を相変化させてスラリー状の氷にする過冷却解消手段(6)とを備えた氷蓄熱装置において、前記過冷却解消手段(6)の周辺部において循環路(2)の配管内壁に付着した氷(I)が過冷却解消手段(6)の周辺部から上流側に向って進展したとき、前記水又は水溶液を圧流状態にして、前記進展する氷(I)に対して、下流側に向って圧送する圧流発生手段(8)を備えていることを特徴とする氷蓄熱装置。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00

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