特許
J-GLOBAL ID:200903098257871954

電子写真装置の画質安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318967
公開番号(公開出願番号):特開平6-167851
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【構成】 基準原稿21を基に感光体11に基準トナー像を作成し、その濃度をトナー濃度センサ22で測定して、減算器42によりトナー濃度の初期状態からの濃度変化量を測定するとともに、最適な複写画質を得るために必要な露光電圧および帯電電圧の補正量を求める。これらの補正量を教師データとして用い、濃度変化量に応じた補正量を出力する処理手順をニューロコンピュータ51に学習させる。学習後は、感光体11等が初期状態のトナー濃度を初期濃度記憶部45・46に記憶させる。以降、初期状態のトナー濃度からの濃度変化量を濃度変化記憶部47・48に記憶させる。その濃度変化量に基づいてニューロコンピュータ51で求めた補正量により露光電圧と帯電電圧とを補正する。【効果】 常に安定した画質の画像を得ることができるとともに、センサ等の部品数を少なくして電子写真装置のコスト上昇を抑制することができる。
請求項(抜粋):
感光体に形成されたトナー像の濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出手段により検出された、濃度が初期状態にあるトナー像の基準濃度に対する、電子写真プロセスの実行により濃度に変化が生じたトナー像の濃度の変化を検出する濃度変化検出手段と、この濃度変化検出手段により検出された濃度変化と、電子写真プロセスにおける画質に影響を及ぼす制御値の上記濃度変化に応じた補正量とに基づいて、上記濃度変化が入力されるとそれに応じた上記制御値の補正量を出力する処理手順を予め学習するとともに、学習後に新たに入力された濃度変化により、学習した処理手順にしたがってその濃度変化に応じた制御値の補正量を予想して出力する第1学習補正手段とを備えていることを特徴とする電子写真装置の画質安定化装置。
IPC (3件):
G03G 15/00 303 ,  G03G 15/08 112 ,  G03G 15/08 115

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