特許
J-GLOBAL ID:200903098284803375
メタクリル酸の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371444
公開番号(公開出願番号):特開2003-171339
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する方法において、長期間に渡って高い触媒活性を維持して効率的にメタクリル酸を製造する方法を提供する。【解決手段】 原料ガスの最も出口側の触媒層を除く各触媒層が、式(1)で表される触媒であって、X元素の原子比が異なる少なくとも2種類の触媒を含む混合物からなる触媒層であり、原料ガスの最も出口側の触媒層が、式(1)で表される触媒であって、X元素の原子比が同一の触媒を含む触媒層、またはX元素の原子比が異なる少なくとも2種類の触媒を含む混合物からなる触媒層であり、各触媒層の単位質量あたりに含まれるX元素含有質量が、反応器の入口側から出口側に向かって少ないことを特徴とするメタクリル酸の製造方法。MoaPbXcYdOe (1)(式中Mo,P,Oは夫々モリブテン、リン、酸素を表し、Xはカリウム、ルビジウム、セシウム、タリウムを表し、Yは鉄、コバルトなどを表す。)
請求項(抜粋):
触媒充填部が原料ガス入口側から出口側に分割された複数の触媒層からなる固定床管型反応器を用いてメタクロレインを分子状酸素で気相接触酸化するメタクリル酸の製造方法において、原料ガスの最も出口側の触媒層を除く各触媒層が、式(1)で表される触媒であって、X元素の原子比が異なる少なくとも2種類の触媒を含む混合物からなる触媒層であり、原料ガスの最も出口側の触媒層が、式(1)で表される触媒であって、X元素の原子比が同一の触媒を含む触媒層、またはX元素の原子比が異なる少なくとも2種類の触媒を含む混合物からなる触媒層であり、各触媒層の単位質量あたりに含まれるX元素含有質量が、反応器の入口側から出口側に向かって少ないことを特徴とするメタクリル酸の製造方法。MoaPbXcYdOe (1)(式中、Mo、PおよびOはそれぞれモリブデン、リンおよび酸素を表し、Xはカリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表し、Yは鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、チタン、バナジウム、クロム、タングステン、マンガン、銀、ホウ素、ケイ素、アルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、スズ、鉛、ヒ素、アンチモン、ビスマス、ニオブ、タンタル、ジルコニウム、インジウム、イオウ、セレン、テルル、ランタンおよびセリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表す。a、b、c、dおよびeは各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.1≦b≦3、0.01≦c≦6、0≦d≦3であり、eは前記各成分の原子比を満足するのに必要な酸素の原子比である。)
IPC (3件):
C07C 51/235
, C07C 57/055
, C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 51/235
, C07C 57/055 B
, C07B 61/00 300
Fターム (32件):
4H006AA02
, 4H006AC46
, 4H006BA02
, 4H006BA04
, 4H006BA05
, 4H006BA06
, 4H006BA07
, 4H006BA08
, 4H006BA09
, 4H006BA10
, 4H006BA11
, 4H006BA12
, 4H006BA13
, 4H006BA14
, 4H006BA15
, 4H006BA16
, 4H006BA18
, 4H006BA19
, 4H006BA20
, 4H006BA21
, 4H006BA30
, 4H006BA31
, 4H006BA33
, 4H006BA35
, 4H006BC13
, 4H006BC32
, 4H006BD80
, 4H006BD81
, 4H006BE30
, 4H006BS10
, 4H039CA65
, 4H039CC30
引用特許:
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