特許
J-GLOBAL ID:200903098286333546

優れた焼付硬化性と常温非時効性を兼備した冷延鋼板と溶融亜鉛メッキ冷延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232300
公開番号(公開出願番号):特開平6-081081
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、優れた焼付硬化性と常温非時効性を兼ね備えた冷延鋼板と溶融亜鉛メッキ冷延鋼板ならびにその製造方法を提供する。【構成】 極低炭素鋼をベースにMnやCrを積極的に添加することにより焼鈍後の組織を混合組織とする。これにより降伏強度は低く、著しく加工硬化し、高い塗装焼付硬化能をあわせ持ち、平均r値(深絞り特性)や伸び(張出特性)などの加工性にも優れる鋼板を得ることができる。特に塗装焼付硬化能に関しては、10kgf/mm2 程度までの高いBH量を必要に応じて付与することができ、かつ常温非時効性を兼ね備えた冷延鋼板と溶融亜鉛メッキ冷延鋼板を提供することが可能である。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.0005〜0.0070%、Si:0.001〜0.8%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.003〜0.15%、S:0.0005〜0.015%、Al:0.005〜0.20%、N:0.0003〜0.0060%、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成にして、低温変態生成物とフェライトとからなる混合組織を有することを特徴とする優れた焼付硬化性と常温非時効性を兼備した冷延鋼板と溶融亜鉛メッキ冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06

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