特許
J-GLOBAL ID:200903098293090705

基地局無線機送信電力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083802
公開番号(公開出願番号):特開平5-300072
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】移動体通信システムにおいて、基地局無線機の送信電力制御ステップ幅を通信相手の移動局のステップ幅に合わせる。【構成】移動局3からの発呼信号を受信した基地局制御装置1は発呼信号中に含まれる移動局3の送信電力クラスからクラス決定部14により基地局無線機2の送信機22の送信電力クラスを決定して基地局無線機2に指示する。基地局無線機2では、指示されたクラスからクラス設定部25により送信機22に対し送信電力対送信電力を決定するアッテネータ値の関係を移動局3内の関係と同じになるように設定し、以後の通話中の送信電力制御をこの設定に従って行う。【効果】移動局から基地局方向の電波の大きさと逆方向の電波の大きさの差が送信電力制御を行っても変化しない。また、これにより通話品質が向上し、不完了呼を低減できる。
請求項(抜粋):
送信電力の大きさを制御する機能を有する基地局無線機と、この基地局無線機を制御する基地局制御装置と、前記基地局無線機によりカバーされるエリア内でサービスを受ける移動局とから成る移動体通信システムにおいて、前記基地局無線機は前記移動局の送信電力決定ステップに合わせた幅のステップで電力送信する電力送信手段を備え、前記基地局制御装置は前記基地局無線機に対し前記移動局に合わせた送信電力クラス設定を行うクラス設定手段を備えることを特徴とする基地局無線機送信電力制御方式。

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