特許
J-GLOBAL ID:200903098305976992

オーバーレイリンカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207684
公開番号(公開出願番号):特開平5-046399
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 与えられた最大メモリサイズを元に、ツリー状オーバーレイ構造のメモリ常駐部に割り付けられたオブジェクトモジュールを、非メモリ常駐部に割り付け直すことによって、ロードモジュールの実行速度を向上させる。【構成】 オーバーレイ構造入力手段21によって入力されたオーバーレイ構造は、オーバーレイ構造管理テーブル保持手段23によって保持される。また、最大メモリサイズ入力/保持手段22によって、最大メモリサイズが入力され、保持される。空きメモリサイズ算出手段24はオーバーレイ構造を元に、実メモリサイズを算出し、最大メモリサイズとの差を計算することにより、空きメモリサイズを算出する。割り付け変更対象オブジェクトモジュール検索手段25は、オーバーレイ構造の非メモリ常駐部の中から、空きメモリサイズより小さく、最もサイズの大きいオブジェクトモジュールを検索する。
請求項(抜粋):
ロードモジュールが実行時に占有することの可能な最大メモリサイズを入力し、保持する手段と、オーバーレイ構造を記憶するオーバーレイ構造管理テーブルの保持手段と、前記オーバーレイ構造管理テーブルを元に、ロードモジュールが実行時に占有する実メモリサイズを算出し、最大メモリサイズとの差を計算することによって、ロードモジュールが実行時に占有可能でありながら占有しない空きメモリサイズを算出する手段と、空きメモリサイズよりもサイズが小さく、かつ、非メモリ常駐部に割り付けられたオブジェクトモジュールの中で最大のオブジェクトモジュールを検索する手段と、前記検索手段によって検索されたオブジェクトモジュールを、オーバーレイ構造管理テーブルに変更を加えることによって、メモリ常駐部に割り付け直す手段と、前記空きメモリサイズの算出およびオブジェクトモジュールの検索、メモリ常駐部への割り付け直しを、可能な限り繰り返し行う手段とを具備することを特徴とするオーバーレイリンカ。

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