特許
J-GLOBAL ID:200903098312764844
座標入力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102863
公開番号(公開出願番号):特開平9-292950
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 座標検出速度を低下させることなく、良好なS/Nを持つ座標検出信号を得て高精度な座標検出を行う。複数の導電性の指示体(指など)による同時座標入力を可能とする。【解決手段】 スイッチ回路19にて1本ずつ(又は複数本単位で)列電極を選択的に切り替えると共に、M系列発生回路2にて発生させたM系列信号mを行電極駆動回路4により順次遅延させて行電極群7に印加する。選択されている列電極に誘起された電圧と、指示体8による指示が行われていないときに列電極に誘起されるはずの基本パターンV(t)との差分を検出し、その検出電圧とM系列信号mとの相関演算を行うことによって座標を検出する。
請求項(抜粋):
導電性の指示体が指示する面上の座標を検出して座標データを出力する座標入力装置であって、基板上に所定間隔で配列された第1電極群と、第1電極群とは交差して所定間隔で配列されると共に当該第1電極群と絶縁されて静電結合している第2電極群と、座標検出期間を複数の単位期間に分割し、各単位期間毎に第2電極群の電極を1本又は隣接する複数本単位で選択的に切り替える第2電極スイッチング手段と、自己相関関数がパルス的な疑似ランダム信号を発生する疑似ランダム信号発生手段と、上記の各単位期間中に、第1電極群の各電極に相互に位相の異なる疑似ランダム信号を順次印加する第1電極駆動手段と、指示体が座標位置を指示していないときに第2電極群の1本又は隣接する複数本単位の電極に誘起される電圧波形と略同波形の基本波形信号を出力する基本波形出力手段と、第2電極スイッチング手段にて選択されている第2電極群の電極に誘起された検出信号と上記基本波形信号との差分信号を抽出する差分抽出手段と、上記差分信号が所定値を越えたことを検出し、これを検出したときに第2電極スイッチング手段にて選択されている第2電極群の電極からx座標を検出するX座標検出手段と、上記差分信号と上記疑似ランダム信号との相関をとる相関検出手段と、上記相関検出手段の出力の極値を求めてy座標を検出するY座標検出手段とを備えていることを特徴とする座標入力装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 360
, G06F 3/03 335
FI (2件):
G06F 3/033 360 B
, G06F 3/03 335 A
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