特許
J-GLOBAL ID:200903098313429763

各種材料の診断用測定センサ、診断装置及び診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275398
公開番号(公開出願番号):特開平10-104207
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 各種材料における表面劣化、硬化、疲労、または液質変化を非破壊形式で精度よく、しかも簡易に定量診断する。【解決手段】 各種材料の診断用測定センサ1は、そのセンサ本体1aには、横波の剪断水平波からなる超音波を送受信する発信子3及び受信子4が対向して配置され、この発信子3及び受信子4間には、くさび部材6,7を介して試験体2に接触する圧電体5が配置されている。各種材料の診断装置は、前記発信子3及び受信子4に対して、超音波の発信及び受信を制御するパルサー・レシーバ部21が接続され、このパルサー・レシーバ部21には、前記受信子4側からの受信波をデジタル変換するA/D変換部22及び波形表示などに用いるディスプレイ23を備えた演算処理用のCPU24が接続されることにより構成される。各種材料の診断方法は、発信子3及び受信子4間を伝播する超音波の一部が前記試験体2に漏洩することで回折伝播させ、得られた受信波形を基礎にして試験体2の表面劣化、硬化、疲労または液質変化を測定するものである。
請求項(抜粋):
センサ本体1aには、超音波の発信子3、受信子4及び圧電体5が備えられることにより、軟質ポリマー、粘着性媒体、液体等からなる試験体2の表面劣化、硬化、疲労、または液質変化が非破壊で測定できるようにした各種材料の診断用測定センサにおいて、前記発信子3及び受信子4は、横波の剪断水平波(SH波)からなる超音波を送受信できるように対向して配置され、前記圧電体5は、前記発信子3及び受信子4間で、くさび部材6,7を介して配置されており、しかも前記試験体2に対する接触面12を備えていることを特徴とする各種材料の診断用測定センサ。
IPC (3件):
G01N 29/08 ,  G01N 29/04 502 ,  G01N 29/22 501
FI (3件):
G01N 29/08 ,  G01N 29/04 502 ,  G01N 29/22 501

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