特許
J-GLOBAL ID:200903098322353656

セルロース含有繊維材料の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-591264
公開番号(公開出願番号):特表2002-533585
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】塩化マグネシウム-架橋触媒の存在下でのN-メチロールエーテル-架橋剤を用いる仕上げ処理によりノンアイロンセルロース含有繊維材料を製造する方法において、仕上げ処理すべき繊維材料を、(a)架橋剤を多量に含有する仕上げ処理浴液で含浸し、(b)残留水分3〜10質量%になるまで乾燥させ、かつ(c)80〜145°Cで縮合させる。
請求項(抜粋):
塩化マグネシウムをベースとする架橋触媒の存在下に、一般式I: 【化1】[式中、R1は、隣接していない酸素原子により中断されていてよく、なお1個以上のヒドロキシル基を有していてよいC1〜C10-アルキル基を表し、R2は、水素、-CH2OR1基又はなお置換基としての付加的なヒドロキシル基及び/又はC1〜C4-アルコキシ基を有し、隣接していない酸素原子及び/又はC1〜C4-アルキル基を有する窒素原子により中断されていてよいC1〜C8-アルキル基を表し、R3は、水素、C1〜C10-アルキル基、隣接していない酸素原子により中断されていてよいC1〜C10-アルコキシ基又は-NR2-CH2OR1基を表し、この際、基R2とR3は結合して5員又は6員の環を形成してよく、R3が-NR2-CH2OR1である場合には、更に、このような環の2つがアミド窒素に対してα-位の基R2のC-原子を介して縮合して二環系を成していてもよい]のN-メチロールエーテルをベースとする架橋剤を用いる仕上げ処理によりセルロース含有繊維材料を製造する場合に、仕上げ処理すべき繊維材料を、(a)100%セルロース材料よりなる織布の場合には架橋剤70〜250g/lを含有するか、セルロース材料100%よりなる編布の場合には架橋剤35〜100g/lを含有するか、又はセルロース繊維30〜100質量%未満と合成繊維0より多く70質量%までとより成る混合物の場合には架橋剤35〜150g/lを含有する仕上げ処理浴液50〜100質量%(乾燥繊維材料に対して)で含浸し、(b)3〜10質量%の残留水分になるまで乾燥させ、かつ(c)架橋触媒の存在下に、80〜145°Cの温度でセルロース含有繊維材料の架橋を実施することを特徴とする、セルロース含有繊維材料の製法。
IPC (3件):
D06M 13/432 ,  D06M 13/328 ,  D06M101:06
FI (3件):
D06M 13/432 ,  D06M 13/328 ,  D06M101:06
Fターム (9件):
4L033AA02 ,  4L033AB01 ,  4L033AC01 ,  4L033AC15 ,  4L033BA55 ,  4L033BA71 ,  4L033BA79 ,  4L033BA91 ,  4L033DA02

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